子どもの自信を育てる、親の関わり方のコツ

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:子育て・親子関係

最近、子育てについてのお悩みを
伺うことが多いので

今日は、子どもとの関わり方についてのお話です。

子どもに自信を持たせてあげたいけど
どうしていいかわからない。

ついつい口うるさく言っちゃって、
逆にやる気を無くさせてしまう・・・

口を出しすぎるのもよくないと
わかっているけれど

放っておいたら
どんどん悪い方向にいきそうで
口を出さずにいられない。

こんなジレンマに
モヤモヤしている方も多いと思います。

それもこれも
子どもを大事に思っているからこそ、なんですよね。


●自信がなくなってしまうとき

私が以前、「自信」について
感じたお話をお伝えします。

数年前、私が
ペーパードライバーを卒業したばかりのころです。

毎日の運転の練習の成果か、
だんだんといい感じで運転が楽しくなってきました。

それまでは、車が通らない
裏道の駐車場に停めていたのですが

いよいよ道路に面した
玄関横の車庫入れに挑戦することにしたんです。

・・・が、見事にグダグダで
もう、全然入れられる気がしなくなりました(涙)

まさに、自信喪失です。

こんなふうに、一度、
何かで自信が持てたとしても、

「それで万事OK!何もかもうまくいく」
ということはなく

初めてのこと、同じことでも
違うシチュエーションになると

自信なんて、
簡単になくなっちゃうものなんですよね。


●自信を持たせてくれる言葉

そんな時に、運転の練習に
付き合ってくれていた息子が

「落ち込んでる時はやめよう。また明日やろうよ」

「この角度でこうやってみたら大丈夫だよ」

と、ダメダメな母を責めることなく
一緒に考えてくれたことが、

「よし、また頑張ってみよう!」
と思わせてくれました。

たぶん、ここで

「何やってんだよ。
できるとか言いながら全然ダメじゃん。
もっと練習しないと!」

と言われていたら、

運転が苦痛以外の
何物でもなくなっていた気がします。


●自信を育てるために、親ができること

結局、周りがどんなに心配したり、
期待したりしたとしても

実際にやるのは自分です。

たとえ親でも、
子どものすべてを肩代わりすることは
できないんですよね。

だから、うまくいかなかったり
思うような結果が出なかったりした時に

そんなダメダメな自分を信じて
見守ってくれて、応援してくれる人がいることが、

子どもにとっても
前に進む力になり、
それが自信につながるんだなあ、と思います。

自信をつけてほしい人がいたら、

その人が「よし、頑張ろう!」と思える
安全地帯を作ってあげることがオススメです。

相手の心に届く言葉の使い方は、
こちらも参考にしてみてくださいね。

子育てにお悩みの方は
まずは、お気軽にお話にいらしてください。

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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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