コロナなのに「マスクをしない」「手洗いしない」夫への2つの対応策
「夫との会話が弾まなくて、二人でいる時間が憂鬱・・・」
「子どもが独立して、夫婦二人だけの生活になったらどうしよう」
そういう不安、カウンセリングの場面だけではなく
ふだんの雑談の中でもよく聞きます。
憂鬱だからといって
心のままにむすーっとしてると
どんどん距離が広がりそうだし、
とりあえず、会話が楽しい感じになって
二人でいる時間が
苦ではなくなるといいですよね。
ちなみに
今日のタイトルをご覧になって
「〇〇を上げる」には
何が入ると思いますか?
●たとえば・・・
「テンションを上げる」とか
「夫への愛情を上げる」とか
思いついた方も
いらっしゃるかもしれません。
もちろん、それもOKです。
ただ、一緒にいて憂鬱だったり
気が乗らないときに
テンションを上げるのは
なかなか難しいものです。
愛情にいたっては
もっと難しいかもしれませんね。
そこで、もっと簡単な方法を見つけました。
見つけた、というか
チコちゃんにヒントをもらったので
今日はそれをご紹介したいと思います。
●「なぜ人は拍手をするのか?」
NHKの「チコちゃんに叱られる!」
という番組で
「なぜ人は拍手するのか」が
テーマの回がありました。
結論を簡単にご説明すると
もともと、人は手の届かない相手に
(舞台上のスターやアスリートなど)
友好的な気持ちを伝えようとするときに
「音を出す」そうなんですね。
その時、高い音は
「友好的で、敵対してない」
という気持ちを伝え、
低い音は、相手に対する
「否定的な気持ち、敵対する気持ち」
を伝えるそうです。
たしかに、コンサートで
「キャー!」という声援は高い声ですし
拍手も高い音が出ます。
逆に、ブーイングや
足を踏み鳴らして威嚇するときの音は
低い音になります。
という内容の番組を
なんとなく聞き流していたのですが
ふと、思ったんですよね。
これって、ふだんのコミュニケーションにも
使えるなあって。
●使い方の例
たとえば、夫が帰宅したとき
「おかえりー↓」と低い声で言った場合と、
「おかえりー↑」と少し高めのトーンで
言う場合を想像してみてください。
同じ「おかえりー」というワードですが
夫の気分も、自分の気分も
ずいぶん変わりそうじゃないですか?
特に、夫が料理など
家事をやってくれたときも
ちょっと高めのトーンで
「うわー、ありがとう!」と言ってみる。
チコちゃんの技を使うなら
同時に手をたたいて拍手しながら
「助かるー♪」なんて言ってみると
きっと、さらに効果は抜群のはずです。
●気持ちが伴わなくてもOK!
ちなみに、このときに
感情がついてこなくても全然大丈夫です。
夫が帰ってきたときに
「ああ、もう帰ってきた(うんざり)」
と思っていても、
声だけ、高いトーンで
「おかえりー」でOKです。
講座やカウンセリングでも
お伝えしているのですが、
どうしても気持ちがついていかないときは
無理してポジティブに考えるなど、
気持ちを変えようとするよりも
先に、身体の状態から変えることで、
気持ちがついてきます。
その方がラクだし、早いんです。
ぜひ、お試しくださいね。
夫婦のコミュニケーション改善の秘訣は
こちらにも!