「どうしても夫を好きになれない」ときにできる2つのこと
夫がちっともやさしくしてくれない!
というのも、つらいですが
「夫がやさしくしてくれるのに、それを受け取れない」
そう感じるとき、ありませんか?
たとえば、自分を気づかって
家事や育児を手伝ってくれるのに
素直にありがとうと言えないとき。
それどころか、いじわるな態度をしてしまったり
嫌味を言ってしまったり・・・
少し寂しそうな夫の顔に
罪悪感が心をかすめ、
素直に感謝ができない
自分に対する自己嫌悪を覚えることもあるでしょう。
「みんな、いい旦那さんでうらやましいって
言ってくれるのに」
「どうして私は、そんな夫に冷たくしてしまうんだろう」
自分自身の気持ちや行動が
自分でも制御不能になる感じ、
なんとも言えない
心もとない感覚を感じるものです。
それに、こんな態度をしていたら
夫も嫌気がさしてくるかもしれません。
「私たち夫婦はどうなるんだろう・・・」
そんな不安も出てきます。
●無意識の中にある意図
でも、そんなふうに
「意識」で理由がわからないことこそ
「無意識」の中に
とても大切な意図があるんです。
意識が
「やさしくしてくれるんだから応えなくちゃ」
と思えば思うほど
無意識が
「ダメダメ!そんなことしたらヤバイよ!」
と、どんどん強く
主張するようになるんですね。
無意識の意図が何なのか、
それは人それぞれです。
たとえば
「やさしさを受け入れたら調子に乗って
イヤなことするかも」
と警戒しているのかもしれません。
「あの時、すごく傷つけられたよね。
まだ謝ってもらってないよね」
と怒っているのかもしれません。
「褒めたり感謝したら、
二度と手伝ってくれなくなるよ」
と教えてくれてるのかもしれません。
●無意識の言い分を聞いてあげる
それが、正しいか正しくないかは
ともかくとして、
あなたの中の無意識にとって、
それは、とてもとても大切なものです。
だから、大事なのは、
「そんなふうに思うのは間違いだから、ダメ!」
「やさしくしてもらったんだから、
ちゃんと感謝しなくちゃ」
というように、
意識の力で無意識の意図を
ねじ伏せるのではなく
無意識の言い分を聞いてあげて
その思いや意図を
きちんと満たしてあげることです。
●無意識にアクセスする「質問」
無意識の言い分を聞いてあげる、
と言われても
どうしたらいい??
と困っちゃいますよね^^;
もちろん、カウンセリングでは
無意識とつながるワークや問いかけを
あれやこれやと繰り出してますが
まず、すぐにヒントだけでもつかみたいな、
と思ったときは
自分に、こんな質問をしてみてください。
それは
「冷たくすると、どんないいことがある?」
という質問です。
この質問は、私たちの無意識に
すーっとアクセスして
勝手に答えを探しに行ってくれます。
無意識が「やさしくしない」ことで
一生懸命、達成しようとしている
意図がわかれば
「なるほど!そうだったんだ!」
と意識でも納得できます。
そうすると、不思議なことに
「頑張ってくれてたんだね。ありがとう」
と、私たちを守るために
やさしくしないように頑張ってくれた無意識さんが
とーっても愛おしく思えるんです。
たとえば、
「あの時、すごく傷つけられたよね。
まだ謝ってもらってないよね」
という怒りがあったら、
その意図は
「私の気持ちをわかってほしい」
「ちゃんと謝ってほしい」
かもしれません。
●もっといい別の方法を探そう
ここまでわかれば
あとはその意図を満たすことができる
別の方法を無意識さんに
提案してみるといいですね。
だって、目標が達成できれば
どんな方法だって、いいわけです。
温泉に行きたいな、
と目標設定したときに
電車で行っても、
車で行っても、
自転車で行っても
手段はどうであれ、
最終的に温泉に到着して
心地よいお風呂を堪能できれば
いいのですから。
たとえば、この場合の
「気持ちをわかってほしい」
「謝ってほしい」
という意図を達成するために
今は「夫に冷たくする」方法を取っていますが、
「ちゃんと言葉にして
夫に自分の気持ちを伝えてみる」
という方法もあります。
●自分の中から答えが見つかる
こんなふうに、無意識さんが
「わかってくれた!」と安心できたとき
きっと今まで感じなかった気持ちや思い、
そして、言葉が自然に浮かんでくるはずです。
そんな無意識とのコミュニケーションを
まずは、この簡単な質問から、
ぜひ試してみてくださいね。
といっても、最初は要領がつかめなくて難しい・・・
と感じた方は、こちらで一緒にやってみましょう。
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