清水斐プロのご紹介
漠然とした不安”の“漠然”を明確にして解決、「使える金額」と「貯める金額」をはっきりさせます(2/3)
キャッシュフロー表を作成して、資産がマイナスになる時期をなくす
お客さまのお金に関する計画を総合的にサポートする包括プランニングでは、その方のこれまでの生き方や、現在の生活、将来何がしたいかについてヒアリングを行い、それをもとに毎年の収入や支出、金融資産残高などをまとめたキャッシュフロー表(世帯主が100歳までのお金の年表)を作成します。
「相談に来るお客さまの多くは、将来に対して漠然とした不安を抱えているので、その‘漠然’をはっきりさせることからスタートします。キャッシュフロー表の金融資産残高欄がマイナスになっている時期があれば、その時期は家計が破綻しているということで、家計が回っていないことなります。そこで、マイナスの時期があるかどうか、どの程度のマイナスになるのかを明確にして、回避するため具体的に実施できる解決方法を検討します」
解決方法には、生活費を抑えることや保険の見直し、住宅ローンの借り換えといった支出の削減のほか、転職やパートで収入を増やすこと、金融商品の特性を理解してお金の貯め方を適正化すること、無理のない範囲で資産運用をすることなどさまざまな方法があるので、清水さんの提案をもとに実践できそうか、優先順位をどうするかなどをお客さまと相談しているそうです。
「“これくらいならできるかな “と思っていただける範囲の、無理のない提案をしています」
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