笑顔で元気な毎日を過ごすために、足もとから健やかな体づくりをサポート（1/3）

「健康は自分でつくる」をテーマに、靴の提案・販売とフットケア、ウオーキングレッスンを実施

　靴の提案・販売と、フットケア、ウオーキングレッスンを行う「足管理」を通じて、健やかな体づくりをサポートする「輝く笑顔が生まれる靴屋」の野口かおりさん。テーマに掲げているのは、「健康は自分でつくる」です。

　「当方にお越しになる方は、足の悩みだけではなく、腰であったり、ひざであったり、さまざまな痛みを抱えておられます。一人ずつカルテを作成し、みなさまが少しでも元気になれるよう、お手伝いいたします」

　野口さんのもとでは、ベネシュという靴を提供。オーダーメードのように「その人の足の形に合わせた靴」ではなく、足を靴に合わせることで、崩れた足裏のアーチなどを本来の形へと導き、整えていくものだとか。
　「体の土台である足を見ると、出てくる不調はだいたい読み取れます。間違った靴で歩行を続けるのは、痛みの原因を自ら作っているようなもの。いま感じている不調が病気となって現れないよう、未然に防ぐことが大切です」

　来店者の足の状態に応じた一足を見極めるために、問診を通して具体的な不調や背景にある生活習慣などに耳を傾けます。フットプリントで足の形状や重心、指の使い方などを見える化し、実際に歩き方を観察してくせを把握。足管理健康療法士として培った手技でフットケアをした上で、バランステストを行います。

　「痛みをやわらげるのはあくまでも通過点で、今後の人生で何を実現したいかをお尋ねしています。例えば旅行でしたら、それを達成するために、靴選びも含め、ケアメニューやレッスンを活用していただければと思います」

＜次ページへ続く＞

【次ページ】歩行を助けてくれる靴と、姿勢から学べるウオーキングレッスンで正しい歩き方を

次のページへ