笑顔で元気な毎日を過ごすために、足もとから健やかな体づくりをサポート（2/3）

歩行を助けてくれる靴と、姿勢から学べるウオーキングレッスンで正しい歩き方を

　野口さんが扱うベネシュシリーズは、イタリアで生まれたボロネーゼ製法により、足を優しく包み込むように袋状に仕立てた内皮と、靴の中で足がスリップするのを防ぐインソールを内蔵しているのが主な特長です。
　「指先がしっかりと曲がり、かかとの部分が固いので、足首を固定した上で『かかとで着地して土踏まずを使い、つま先で蹴り出す』と、体の機能を生かすために必要な3ステップを助けてくれます。また、第二の心臓であるふくらはぎが血液を押して戻す、ポンプ機能にも働きかけます」

　ウオーキングレッスンでは、正しい歩行について細やかに指導していきます。
　「習慣は長年にわたり蓄積してきたものなので、すぐに元に戻ってしまうんです。問題点を自覚していただくため、ご自身の歩き方を動画に撮って客観的に見てもらい、今日は基本姿勢、次回は蹴り出し方など、毎回一つずつ意識して改善を目指します」

　中には、コンディションが芳しくなく、歩くことすらままならないという人も。野口さんはフットケアを施し、血液などエネルギーの通り道である経絡や、体の要所であるつぼにアプローチ。凝り固まった筋肉などを丁寧にほぐしていきます。

　「1回のケアより、毎日コツコツと小さな運動を続けることが重要なので、歩く前の準備段階として、簡単な運動方法をお伝えしています。筋力の維持・向上はご本人にしかできないことですし、継続により成果を得られますから、まずは、ご自身で足を触るところからスタートです」

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