首の脂肪腫に注意しましょう

本日はこのコラムをみて頂きありがとうございます。

時々ではありますが、髪やヘアケア、かつら・ウィッグに関するあれこれを投稿しております。

今日は私とお客様「脂肪種」の体験談です。

私が担当させて頂いたお客様の中に時々ですが、首の付近に脂肪腫のようなものが出来てしまう方がいらっしゃます。（私は発見する方です）
この画像のような感じです。
人によってできる位置が変わります。（主に首の後ろ側で上下・左右する）







私は医療関係者ではありませんので、「脂肪腫」と断定はできませんが、その後病院を受診したお客様の報告でやはり脂肪腫だったそうです。
（詳しくはネットで調べて頂きたいのですが・・・・）
状態を観察すると皮膚の表面が盛り上がるイボなどと違って、皮膚の内側に脂肪が詰まってヒフ内にたまり、徐々に大きくなってくるというものらしいです。
触ると意外とコリコリしていてやや弾力がある感じです。
皮の厚いブドウが1個首の付近ヒフの中に入っているような感じです。

背中や首など就寝時に枕や寝具に触れて圧迫される部位が多いらしいです。
（男性に多いのかもしれません、私個人は男性しか見た事がありませんし、年齢も30代～60代と幅広い）

私共の仕事上、カットしているときやエリ剃りをしているとき、マッサージをしているときに小さいうちから見つかります。
なぜか、首の後ろ側や下の方の生え際付近にできる事が多いです。（もちろん他の部位にも出来るらしい）
理美容の施術作業中、お客様を触っていてしこりのような違和感があるので、小さくても発見しやすいです。
このような経験のある理美容師さんは多いのではないでしょうか？

昔、お客様の脂肪腫を初めて見つけた時は、びっくりしたものです。
首の後ろの辺りに丸いしこりがあって、しかも毎回ご来店されるたびに徐々に大きくなるので悪い病気ではないかとすごく心配しましたが、多くは良性なので、病院で切除してもらえばすぐに良くなるそうです。



もちろん、脂肪腫以外も考えられるので、気が付いたら早めに医療機関で受診する事が大切だと思います。
形成外科が一番らしいのですが、事前に病院に相談するとか調べて受診すると良いでしょう。

そういうお客様がいると、他のお客様の体験談を話して早めに病院を受診するようにお勧めしています。
しかし、病院に行きたがらない方が意外と多いのです。かなり大きくなってやっと受診したケースもありました。

あるお客様の場合ですが、最初豆粒大だったのが徐々に大きくなって外側から触ってピンポン玉位の大きさになるまで放置した方もいました。
お客様に聞くと傷みもないので様子をみているという事でしたが、誰しも病院に行くとなると億劫なのかも知れません。

やっと病院に行ったら、癒着もあって切除が大変だったそうです。
小さいうちに切除したという、他のお客様の場合は傷の治りも早く、簡単な手術で済んだそうなので、大きいと大変みたいです。

是非是非、早めの受診をお勧めしています。
過去のお客様の体験では形成外科または外科で日帰り手術で対応してもらった方が多いようです。
（初診⇒手術日決定⇒手術⇒抜糸　）
皮膚科でも対応して下さるところもあるみたいです。

髪には直接関係のない事ですが、参考になればと思います。




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