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辻万寿夫

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辻万寿夫(つじますお)

株式会社 辻建材

コラム

海辺の別荘と山辺の別荘の老朽化の違い!

2016年6月24日

コラムカテゴリ:住宅・建物


憧れの別荘地、場所によって老朽化に違いが!

海のあるエリアや山、森のエリアには、別荘がたくさん建てられています。
自然豊かな場所にある別荘に住むことを考えた場合には、その別荘の維持についても考えておく必要があります。

特に別荘は、普段から私たちが住む場所ではないため、風化しやすく、建物の老朽化が早いことも特徴として挙げられます。
建物が老朽化してしまうと、雨水などの侵入を許してしまい、最悪の場合、雨漏りなどが発生してしまうことも・・・
こうなる前に、別荘が建っている場所によって、どのような老朽化の違いがあるのかを確認しておくことが大切です。

海辺の別荘で老朽化がしやすい傾向とは?

開放感溢れるビーチリゾートなど、海辺の別荘は夏にぴったりの場所です。
のどかな漁港から港町、釣りやサーフィン、ダイビングなどのマリンスポーツを楽しむ人にも魅力的な場所と言えるでしょう。

海辺の別荘で老朽化の大きな原因として挙げられるのは塩害です。
海に近ければ近いほど潮風の影響が大きく、建材として使われているクギなど鉄製のものは傷みが早くなる傾向があります。
木造部分にクギが打たれていると、そこがサビでふくらんできます。

サビは建材だけでなく、エアコンの室外機や給湯器など、屋外に置いてあるものに影響を及ぼしますので、注意しましょう。

鉄製の素材にサビが発生してしまうと、そこから雨水などが侵入しますので、建物の中から腐食し、雨漏りを引き起こします。
そのため、金属を使用している建材にはサビ止め塗料を塗り、定期的にメンテナンスをするなどの対策が必要になります。

また、海から風で飛んできた砂が窓のサッシのレール部分にたまって、窓を開閉するたびに砂がレール部分を傷めてしまうので、こまめに掃除しましょう。

山辺の別荘で老朽化がしやすい傾向とは?

山辺の別荘は、登山やハイキング、山菜採りなど、自然豊かな生活をしたい人にはぴったりの場所です。夏には避暑地としても利用でき、季節に応じてそれぞれ変化する木々の景色を鑑賞することができます。

しかし、山辺にある別荘の場合は草木が生い茂るような場所が多いため、屋根に積もった湿気を含んだ落ち葉が屋根を傷めます。落ち葉が雨樋の詰まりの原因になり、雨漏りを引き起こすこともあります。また、雪深いエリアであれば、雪の重みで雨樋が損傷することもあります。

ほかに、湿気によってカビが発生し、建材などが腐食することもありますので注意が必要です。

海辺、山中と、それぞれの老朽化のポイントをお話ししました。
海辺は塩害がありますが、目の前に広がる大きな海は心を解放してくれます。また、山は湿気などの問題がありますが、山の空気は体に優しくなじみます。

そういった自然の恩恵に授かるためには、別荘のメンテナンスは欠かせない要素として受けいれていきましょう。

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