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雨漏り・水漏れ対策とマンションの空き室率は関係する!?
マンションの空き室をいかにして減らしていくか、マンションオーナーにとって頭が痛い問題ですよね。
では、この空き室率が高くなってしまう原因の一つに「建物の雨漏り対策ができているか」が関係してくること、ご存知でしょうか。
マンションは築年数が経てば経つほど、建物が老朽化し、劣化した箇所から雨漏りや水漏れが発生します。
そうなると、マンションとしての住みたいと思う価値が低くなってしまいますので、結果、空き室の数に影響してしまいます。
マンションの雨漏り・水漏れ対策をしない場合の影響
実際、空き室率が高いマンションの特徴として挙げられるのが建物の老朽化が進んだマンションです。
老朽化が進んだマンションには配管や給水設備に劣化が見られ、廊下やバルコニー、外壁などあちこちにひび割れが発生しています。
そして、このようなマンションの場合、マンションを所有する「資産価値」が大幅に下落してしまいます。
そのため、空き室が目立つようになり、管理費を集めることができず、ますます建物の劣化が進み、結果資産価値も下がり・・・と悪循環を続けていくことになります。
近年、地震などの災害が頻繁に発生しているように、雨漏りや水漏れなどの基本的な対策ができていない場合は、入居を検討する人にとっても、安全面から避けてしまう傾向がますます高まっています。
このように、マンションの雨漏り・水漏れ対策を行うことは、空き室率を下げるためにも、とても重要な要素になっているのです。
大規模修繕が必要になる前に事前に対策を
建物の劣化は、通常10年~15年ほど経つと徐々に進行していきます。
中には、築25年経っても何もしていないマンションもあります。
このようなマンションでは、やはり空き室率も高くなる傾向があり、結果として、劣化部分の修理を行いたいけど予算がない、といった状況になりがちです。
そうならないためにも、大切なことは、事前に雨漏りや水漏れ対策を行っておくことで、これには早すぎる、ということはありません。
結局あとになり、大規模修繕が必要になった場合の費用や期間、入居者への手間などを考えると、事前に対策を行っておくことが何よりも重要です。
外壁部分の隙間を埋めるコーキング(シーリング)の劣化は5年ほど経つと始まりますので、通常の点検作業を5年、細かな修繕作業を10年ごとなど、所有するマンションに合わせて計画をしていくことが大切です。