生理不順を招く病気って?子宮筋腫・子宮内膜症を予防しよう!
生理不順は放置するほど治りにくくなるものです。症状が一時的なものであれば、ツボ押しで改善することもあります。自分でできる子宮に関わるツボをご紹介します。
生理不順を放置すると女性機能が低下
女性は初潮から閉経まで人生の大半を生理と共に過ごすことになります。しかし、何かと忙しい現代の女性の日常にはストレスがつきものです。
無理をしたりストレスが募れば、生理が遅れたり逆に早まったりとそのリズムは乱れがちになります。忙しさにかまけて放っておけば「何カ月も生理が来ないまま」といったこともあります。
楽だからと放置しておけば、卵巣や子宮の機能は低下するばかりです。生理が来ないままにしておくと、治療を行っても効果が出にくくなってしまう可能性があります。子どもが欲しいと思ったときや身体に不調をきたしてから悔やむことのないように、今のうちから対策を立てましょう。
症状がひどければ婦人科へ行くのが一番ですが、抵抗があるという人もいるでしょう。生理は精神面や肉体面の影響を受けやすく、ちょっとしたことで乱れることがあります。
まずはストレスを軽減し、手軽に自宅で試すことのできるツボ押しを試してみませんか。
ツボ押しで子宮の働きを整える
生理不順の改善を期待するならば、子宮を刺激するツボが適しています。
子宮の働きは、脳の視床下部や下垂体との連携でつかさどられています。そのため、脳からの指令が上手く伝わらなくなると子宮の働きが乱れてしまいます。
ツボを刺激することでストレスを軽減し、脳からの命令を伝わりやすくします。さらに、血流をよくすることで子宮に酸素と栄養を送ります。
1人でも試しやすいツボは次のものです。
●三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの一番高いところから指4本分上がった部分です。骨と筋肉の境目です。生理不順のほか冷えの改善も期待できます。
●太谿(たいけい)
足首のくるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみです。
血の巡りをよくし子宮を温めてくれます。
これらのツボは3秒押して3秒離すのが基本です。あまり気合を入れ過ぎずに、リラックスした姿勢で深呼吸しながら続けます。強く押せば効くというものではないので、あくまで気持ちの良い程度にとどめておきます。