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足立美穂

女性を健康と美容に導き、不妊治療に定評のある鍼灸と漢方のプロ

足立美穂(あだちみほ) / はり師

鍼灸治療院・漢方薬店 東洋の森

コラム

生理不順に対するホルモン剤投与治療とは?東洋医学での代替治療とは?

2018年5月17日

テーマ:生理不順

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 東洋医学

生理不順の治療には、エストロゲン、プロゲステロンが投与されます。人によってはむくみや体重増加の副作用があります。
効き目はゆるやかですが、漢方や鍼灸は症状ではなく体質そのものの改善を目指すもので副作用も少ないものです。

生理不順に対するホルモン治療について

生理がこなくなったり、間隔が短くなるかと思えば長くなったり。月経の量自体も今までとは違うようならば、それは生理不順かもしれません。

無理なダイエットによる急激な体重の変化や過食症、拒食症は月経トラブルを引き起こしやすくなります。環境の変化やストレス、激しすぎるスポーツも脳の視床下部の働きを妨げます。

原因がはっきりしている場合には、問題となっている事柄を解決することで生理が正常に戻ることもあります。

改善がみられない場合には、ホルモンテストを行います。
テストによって比較的軽度の第一度無月経と、重い障がいの第二度無月経に分けられます。治療にはエストロゲン、プロゲステロンを月経周期に合わせて投与し、回復を図ります。

エストロゲン、プロゲステロンはもともと体内に存在するもののため、適切に使えば危険はありません。ただ、人によってはむくみや体重増加が副作用として現れることがあります。ホルモン療法の副作用がひどいときには、担当医に相談し薬を替えてもらいましょう。

ホルモン治療のほかにも灸、漢方という選択肢も

東洋医学の観点からアプローチし、薬自体に頼らないという選択肢もあります。足りなくなったホルモンを補充するのが西洋医学の考えだとすると、東洋医学は不快な症状を取り除きながら、全体の状態を整えていこうというものです。

西洋薬は、その時に表出している症状には即効性がありますが、使用を止めると効果はなくなってしまいます。

対して、漢方薬や鍼灸では効果が目に見えて現れるまでに時間こそかかりますが効果は長く持続します。副作用が少ないということもメリットです。症状がそれほどひどくないけれども、不調を改善したい人には鍼灸がすすめられることもあります。

ツボを刺激することで身体を温め、血液と栄養を全身に巡らせます。そうすることで、生理周期自体も整えられていくのです。

漢方や鍼灸を受けるならば、あわせて生活の見直しを提案されることもあるでしょう。身体を冷やさないようにし、運動不足を解消することで体内の循環も無理なく自然に活性化されます。

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