鍼は痛いところにするの? 董氏楊氏奇穴をご存じですか?
当院では、董氏楊氏奇穴を用いた鍼灸治療を取り入れた治療を行なっています。
日本では、どこでも受けられる治療ではありません。どのような治療法か、ご紹介いたします。
董氏楊氏奇穴とは
董氏奇穴は、漢の時代から董家に門外不出の奥義として伝えられてきた鍼の技法です。
董景晶が、董家外部の者に伝授したことによって、初めて世間に知られるところとなりました。その後、奥義を伝授された73名の弟子のひとりである楊維傑が中心となり体系化がなされ、現在に至っています。
また、董氏奇穴は、つい最近まで口伝で生き延びてきた、限りなくオリジナルに近いと言えます。さらに、体系化がなされたことで、原理原則を修めた者であれば等しく奥義を再現できる手法です。
我々は体系化の中心となった楊維傑への敬意を込め、この手法を「董氏楊氏奇穴」と呼んでいます。
董氏楊氏奇穴の特徴
董氏楊氏奇穴の特徴としては、”患部に鍼を刺入しない遠隔治療”ということです。身体を巡る「気」の経路である経絡同士の関係や、740余の独自のツボ(奇穴 きけつ)を利用して、患部から離れたポイントを刺激することで様々な反応(①血流増加 ②鎮痛 ③抗炎症 ④神経系の調整)を起こし治療するところにあります。また、遠隔部に鍼を行った直後に動かしてもらうことが可能、そのため効果がすぐにがわかるなどの特徴があります。また、服を脱いだり、ベッドに寝なくても治療ができます。
鍼治療の効果が出にくい場合
下記のような方は、鍼治療の効果が出にくい場合があります。
①構造的に問題がある場合:肉離れのような組織の断裂など
②薬物などの副作用による痛み:薬物療法で治療中の方々によくみられる神経障害など
③その他
董氏楊氏奇穴治療を体験してもらいました
先日、董氏楊氏奇穴治療用いた鍼灸体験をしていただきました。
例えば、腰が痛い方に頭に鍼を3本、これで痛みが即改善。
痛みなどでお困りでししたら、是非一度ご相談ください。
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