リーダーシップとマネジメント
確定申告ですね。
毎年思うのは、
皆さま病院が本当に好きですね・・。
ちなみに、この時期の税理士は、
やたらとモテモテです。
(おじさまに。。。)
さて、金曜日の日経新聞にこんな記事が載っていました。
住宅ローン銀行を検査
「金融庁は、全国の銀行を対象に住宅ローンに照準を絞った検査に乗り出した。
貸倒が増えるなかで、過度な低金利競争を抑制する狙い。」
銀行は全ての融資に対して、貸倒引当金を設定します。
当然、その融資のリスクに応じて、
その引当率は変わります。
正常な融資であれば、0.5%程度の引当金ですが、
延滞があるような融資に関しては、15%程度のの引当金が設定されます。
仮に1億の融資であれば、
0.5%の引当金で50万、
15%の引当金で1500万ですね。
引当金が多く設定されると言うことは、
経費が多く計上されることと同じ意味です。
銀行は自らの存在のためにも、
しっかりとした自己資本比率が必要です。
(この比率により、出来る仕事が変わってしまいますから)
ですから、経費はたくさん計上したくありません。
もし仮に、経費をたくさん計上しなければならないのであれば、
それ相応の収入(利息)が必要になります。
金融庁が住宅ローンの検査を行うと言うことは、
その住宅ローンに対して適正な貸倒引当金を設定しているかを検査すること。
住宅ローンの切り替え時期の方や、
新たにローンを考えている方にとっては、
小さな記事ですが、
大きな問題になる可能性がありそうです。