住宅ローンのお話
「ぼ・・・ス・・・」
とたまに呼ばれるようになった小川です。
みんな素直で優しいですね。
本当に。
うちの事務所には滋賀県のお客様がたくさんおられます。
そして今、
名神高速が改修工事をしております。
・・・そうなんです。
いつもは30分で行けるのはずが、
この時ばかりは倍の時間がかかります。
不愉快なんです、実際に。
「あぁ草津で下道に変えたらよかった」とか
「追い越し車線の方が早そうだ」とか、
ドタバタ考えてしまいます。
残念ながら経営にも渋滞するとき、
つまり、前にも後ろにも進まないときがあります。
社長自身の打つ手がことごとく裏目にでたり、
後手にまわったり。
信頼していた取引先が倒産したり、
幹部社員が抜けてしまったり・・・。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか・・・
経営は生き物。
流れが存在します。
これはこの業界で働くようになって、
学ばせて頂いた絶対的な経験則です。
神田昌典さんはこの流れを春夏秋冬で表現されています。
新しい商品や事業の芽がでてきはじめた春。
開業間もないような時を思い出して下さい。
資金繰りは厳しいけれど夢と希望が溢れる時。
頑張れば頑張る程に利益が上がる夏。
やりがいと熱意が最高潮に達します。
この時の打つ手はことごとく当たったりします。
たくさんの人が会社に集まります。
収穫の秋は思った以上に利益溢れる時。
資金繰りは楽になり、
社長自身が動かなくても今まで以上にキャッシュが残ります。
過去最高益が記録されるのもこの時期です。
そして冬。
渋滞中、つまり停滞期なのです。
冬の過ごし方。
種まきを始める準備としてしなければならないこと。
組織体制の整備。
社内環境と社長自身の家族環境の見直し。
財務諸表の整備。
うまく行き続けることなんて、決してありません。
ただ、どんな後悔も失敗も、
会社は止まっているわけではないんです。
渋滞と同じで実はゆっくりと前進しているのです。
高速に乗ったことを悔やむよりも、
車線変更を繰り返すよりも、
出来ることがあるはずですよ。
がむしゃらに走ってきた社長、
たちどまり考える時間こそが、
次の春を素晴らしいものにしてくれます。
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ」
前向きにいきましょう!