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SNSだけでは売れない時代が来ている

池田真知子

池田真知子

テーマ:SNSマーケティング

「毎日投稿しているのに、なかなか売上に繋がらない」――そんな声を、SNS支援に携わる中で何度も耳にしてきました。フォロワー数は増えているのに、問い合わせが来ない。いいねはたくさんもらえるのに、実際に購入や依頼につながらない。こうした現象が、特に中小企業の間で広がっています。

なぜSNSだけでは限界があるのでしょうか。

その背景には、SNSの「特性」があります。SNSはもともと、情報を「流れ」として届けるメディアです。ユーザーは次々と流れてくる情報を見ては流し、心に残るものはごくわずかです。どれだけ丁寧に作った投稿も、数時間後には埋もれてしまう。これがSNSの現実です。

また、SNSで接触しているのは「まだ買う気のない人」が大半です。興味は持ってもらえても、そこから「購入・問い合わせ」という行動に結びつけるには、もう一押しが必要です。SNSはあくまで「出会いの場」であり、それだけで完結する集客ツールではないのです。

さらに、アルゴリズムの変化というリスクも忘れてはなりません。InstagramやX(旧Twitter)などのSNSは、定期的にアルゴリズムが変更されます。それまで効果的だった投稿方法が突然通じなくなることも珍しくありません。プラットフォームの都合に振り回されるリスクを分散させるためにも、SNS以外の接点を持っておくことが重要です。

では、どうすればよいのか。

鍵となるのは「SNSで出会い、別の手段で関係を深める」という発想です。SNSで興味を持ってもらったお客様に対して、メルマガへの登録を促す、LINE公式アカウントに誘導する、あるいはダイレクトメールやハガキで直接アプローチする――こうした「オフライン接点」を組み合わせることで、購買に至る確率が大きく高まります。

実際に、SNSの投稿からLINEに誘導し、そこからハガキで御礼状を送るという流れを整えた企業が、問い合わせ数を大幅に増やした事例もあります。デジタルとアナログを組み合わせることで、顧客との関係が深まり、長期的なファンが育つのです。

SNSは大切なツールですが、それだけで完結させようとすると壁にぶつかります。「SNSで集めて、次の接点でつなぐ」という設計が、今の時代に求められる戦略です。大切なのは、SNSを「入口」として活用しながら、その先の顧客体験をどう設計するか。そこまで考えて初めて、SNSの投資が実を結びます。

SNSの活用方法や、デジタルとアナログを組み合わせた集客設計についてお悩みの方は、ぜひnola株式会社にご相談ください。中小企業の実情に合わせた、無理のない仕組みづくりをご提案します。

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池田真知子
専門家

池田真知子(デザイナー)

nola株式会社

京都市を拠点に、製造業や建設業などBtoB企業の採用・広報を支援。見た目ではなく課題の本質を見極めるヒアリング力と、SNSやショート動画を活用した発信力で、企業の魅力を可視化。定着率向上にもつなげます

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