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中隆志
弁護士
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中隆志(弁護士)
中隆志法律事務所
テレビなどで証人尋問を見たり、あるいは修習生の尋問を見ていると、中々におもしろい。実務ではありえない尋問が出てきたりするからである。以前司法書士が簡裁代理権の認定を受けるための必修講座の講師をした...
事件はどの事件も個別であり、それぞれの背景事情などがあるから、同じ事件は一つとしてない。ところが、事件の件数が多いと、だんだん要領で事件処理をしがちである。 私が修習生の頃、検察修習で公判部のM...
勤務弁護士の頃は出張が多かったが、全く楽しみがなかった訳でもない。私は歴史好きなので、古戦場跡などを巡ったりもたまにしていた。あくまで時間があるときであるが。 長野地裁にいった時、すぐ電車に乗っ...
事件にもいろいろ種別があり、戦って戦って戦っていかないといけない事件と、戦いではなく、交渉で終わらせないとだめな事件もある。トレーニングを受けた弁護士は依頼を受けた時に交渉をするのか、調停なのか、...
勤務弁護士時代に、青森地裁五所川原支部というところに出張があった。元々私の兄弁が行く予定だったのだが、刑事事件で手が回らないというので引き受けたのである。兄弁が既に「行き方を調べている」というの...
私が修習生の頃、刑事裁判修習で、刑事補償の起案を任されたことがあった。 既に無罪が出ている事件で、無罪が出た事件について、勾留された日数について、1日あたりいくらということで補償をしなければならな...
事実について争いがある事件だと、双方の主張や証拠を出し合っていくことになる。 最終的には裁判官が判決をする訳だが、途中で和解になることもあるし、訴訟外でそれぞれ証拠を出し合って交渉することもある...
私はだいたい遅刻しない方である。何かで、10分の遅刻でも、100名を待たせれば1000分の遅刻と同じであるというようなことを読んだ気がするが、本当にその通りだと思っているからである。 法廷などにも5分前...
刑事事件をしていると、「酔っぱらっていて覚えていない」ということを被疑者や被告人がいうことがある。刑事や検察官は「そんなわけないだろう」として、これでは許してくれず、過酷な取調が続いたりする。また...
民事の裁判とは基本的にお互いの言い分をまず出し合って、この言い分を裏付ける信用出来る証拠を数多く揃えた方が勝つというルールとなっている。そこで、言い分を出し合う中で、依頼されている方の中には、①相...
少し前に喘息のため大病院に行き治療を受けていたのであるが、いろいろ検査をするばかりであまり症状が改善されず、薬を変えられては副作用が出ていた。あげくの果てに、「背骨の歪みからきているのでは」と言わ...
費用のお話。ただし私の場合。 自己破産申立の費用は私の事務所では同時廃止といって簡単に終わる手続のもので31万5000円(実費、消費税込)である。分割でも数多く事件を受けている。免責が許可されても、...
過去には日弁連報酬規定があり、全国の弁護士は皆同じ基準で、ディスカウントしたりしながら依頼者と費用の合意をしていた。契約書を作っていた弁護士は少なかったと思われる。 ところが、これが独占禁止法(...
依頼者から連絡が欲しいと言って電話をかけても、いつも留守電であるとか、事務員が伝言を聞いて「わかりました」とはいうものの何回かけても弁護士がいないとか、弁護士と連絡がつかないということで依頼者が不...
京都弁護士会には、市民相談窓口というものがあり、依頼している弁護士に対する不満を聞いてくれたりする。副会長を中心に聞くことになっている。 この相談窓口で多い不満が、連絡がつかないなどの他には、「...
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