期日のすっぽかし

中隆志

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 期日のすっぽかしは弁護士は一度くらいは経験していると思う。
 理由としては、手帳の転記漏れ、期日が終了する際、ほかの何かが入って手帳に書くのを失念していた、何か仕事に没頭していたところ、期日があることが頭から抜けていた等々。

 最近は、スマホだけでスケジュール管理をしている弁護士が、次回期日を貼り付ける際、違うところに貼り付けてすっぽかしてしまうというものが多いように思う。
 法律相談もたまにすっぽかしがある。

 期日をすっぽかした場合、まず行うのは裁判所、相手方代理人への謝罪である。依頼者へも謝罪する必要があると思う。
 一度、体調不良で国選の判決言渡期日が入っていることを失念していて、自宅に戻り、期日をすっぽかしたことがある。
 これは、体調が戻ってすぐに接見をして被告人に頭を下げにいった。当然裁判所や検察官にも謝罪の電話を入れた。

 ところが、相手方が期日をすっぽかしても、謝罪も何もない弁護士がいる。
 これは、礼儀としてダメだと思う。
 法律相談でも同様で、すっぽかした場合、謝罪に回るべきである。交代して行ってくれた弁護士、迷惑をかけた弁護士会の職員の方々等に謝罪はすべきである。

 こういうことを書かないといけないところが情けないのだが、実際にすっぽかしても何のフォローもない弁護士が一定割合いることも事実である。

 以上です。

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