中1生 冬休みの過ごし方
中学生になって初めての冬休みです。夏休みはどうだったでしょうか。計画通りに過ごす事が出来ましたでしょうか。
冬休みは夏休みと比較して短く、しかもクリスマスやお正月などの行事が続きます。ややもすれば、何もせずに日が過ぎて、冬休み終了間近に学校の宿題を大急ぎでこなしている、という事にもなりかねません。ほぼ2週間ある冬休みは使い方によっては大きな成果を上げる事も出来ます。
塾に通っている人は塾の勉強と学校の課題を完璧にしましょう。あまりあれこれ手を出す必要はありません。むしろ、あれこれ手を出しすぎると全てが中途半端に終わる可能性があります。塾と学校の課題に集中して頂ければと思います。その際、学校の宿題をする日や時間を決めておくと良いでしょう。
塾に通っていない人は1学期、2学期の復習をしておきましょう。まずは学校の宿題をきっちりこなしましょう。その上で、1学期、2学期の学校の定期テストを見直せば、自分がどこで間違えたのかが分かります。間違えた箇所が自分の弱点です。教科書や学校のワークを使って、弱点をやり直しておきましょう。
冬休みに入る前もしくは冬休みに入ってすぐに、是非ともお願いしたい事があります。それは、お子様の机回りや本棚などの整理整頓です。学校や塾のテキストやノート、学校や塾でもらったプリント、採点済みのテストなどが散乱している事はないでしょうか。机回りや本棚などが乱雑な場合は、新年に向けて整理整頓しておきましょう。お子様に「整理整頓しなさい」と言ってもなかなか出来ない場合が多いと思います。その場合、お母様、お父様がお子様の整理整頓と手伝ってあげて下さい。その際、整理整頓出来ていない事を叱らないで頂きたいと思います。一緒に、楽しく、たわいない話でもよいのでコミュニケーションをとりながら整理整頓してあげて下さい。話しているうちに、お子様が自分の興味のある事や気になっている事を話し始めるかもしれません。その時は、一緒に興味を示して、聞いてあげて下さい。お母様、お父様が興味のある事や気になっている事をお子様に話して、お子様の感想を求めても良いでしょう。お子様の感想や発言が大人から見て的外れなものであったとしても、頭ごなしに否定せず、「なるほど、こういう事なんだね」と、まずは聞いてあげましょう。そのうえで、「自分はこう思う」と意見を述べれば、コミュニケーションはより深まるでしょう。
なぜ子どもが整理整頓しないか。それは一人で整理整頓していても楽しくないからです。お母様、お父様が関わって「年末に楽しく整理整頓した」という経験をさせてあげて頂きたいと思います。
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