震災・お見舞い
みなさんこんにちは。笑顔と元気で頑張っている税理士の村田です。
関東東北大震災から10日あまり経ちました。被災者の方々にとっては大変に辛く長い10日間だったと思います。食料や医療器具、ガソリンなどの救援物資の配布も十分では無いという報道がされています。また、原子力発電所のトラブルが安定するのにも、まだ相当な時間が掛かるとの報道もされています。
そんな中で、「義援金や寄付金等を提供したいとけど、どこにすればいいのか」や「そもそも義援金と寄付金はどう違うのか」といったお問い合わせをいただきましたので、整理してみたいと思います。
結構あいまいに使われているようですが、本来の言葉を定義すれば・・・
「寄付金」・・・被災地の災害復旧や復興事業に使われるお金。
「義援金」・・・被災者の生活支援のために使われるお金。
つまり、義援金は直接被災者に渡されますが、寄付金は被災者を支援するための活動を実施する各団体の活動資金として使われます。
義援金の使途は、被災者代表、赤十字社などの義援金受付団体及び福祉団体などから組織する義援金配分委員会を通じて被災者へと渡されます。これは被災者に公平に義援金を分配するために、被災市町村による被害状況の調査をした上で被害状況等に基づき義援金を直接被災者に届けるために設けられる組織です。
この義援金について、詳しく書いてあるHPがありましたので、興味のある方は覗いてみて下さい。
「どこに寄付をしたら、どこにお金が行くのか」http://irritantis.info/archives/652
寄付金については、赤十字社や日本財団、国境なき医師団などの有名団体、そして各都道府県や市町村に対する「ふるさと納税」という方法により、各団体に対して送金することが出来ます。それぞれについては、以下のHPを参照して下さい。
「日本財団」http://www.nippon-foundation.or.jp/
「日本赤十字社」 http://www.jrc.or.jp/
「国境なき医師団」 http://www.msf.or.jp/
「ふるさと納税」http://www.furusato-nouzei.jp/
日本全国が東北を応援しています。そして、おそらく数年間もしくは十数年間という長期間にわたる復興活動が予想されます。わたし自身も大きな事は出来ませんが、出来る事を長期間にわたり、被災地支援が出来るように今後とも頑張っていきたいと思っています。
「頑張ろう日本、負けるな東北・・・」