筋肉のもつ驚きの力 パート②
筋肉には随意筋と不随意筋があり、横紋筋(骨格筋・心臓「心筋」)平滑筋(胃・腸・など 血管筋・瞳孔筋)などがあります。
骨格筋の構造(筋繊維束は数本~数十本の筋繊維と筋内膜を含んでいる)筋繊維は、それぞれが多数の核を持つ巨大な細胞です。
骨格筋には、筋繊維を支配する運動神経線維のほかに筋繊維に向かう感覚神経線維も分布しています。
また、筋収縮に必要な多量のエネルギ-をまかなうために血管が豊富に分布し、交感神経の支配を受けています。(血流を良くする事も筋肉合成には大切)
筋繊維には3つのタイプがあります。
*遅筋繊維が多いタイプ:赤筋・・・(瞬発力はないが持久力はある)
*速筋繊維が多いタイプ:白筋・・・(瞬発力はあるが持久力に乏しい)
*速筋タイプの中に(遅筋繊維に近いタイプもあり(ピンク色)
やや瞬発力が劣るが、その分持久力があります。
☆最近テレビでよく聞くロコモ・フレイル・サルコの関係
●サルコペニアは加齢によって筋肉量が減少して、身体機能が低下した状態で加齢以外に原
因がない一次性(原発性)・サルコペニア(加齢性サルコペニア)と活動、疾患、栄養が原因で
発症する二次性サルコペニアがある。
●ロコモティブシンドロームは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板など運動器の障害によって体を動か
す機能が低下している状態。サルコペニア、骨粗鬆症や骨折、変形性膝関節症や変形性脊椎
症など。
●フレイルは、日本老年医学会によれば、筋力の低下によって動作の低下によって動作の俊敏
性が失われ転倒しやすくなるような身体的問題。(身体的フレイル)だけでなく認知機能障
害やうつなどの精神・心理的問題、困窮などの社会的問題(社会的フレイル)を含む概念。
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