百寿者 健康の秘けつ
梅雨の時期に、いろいろな体調不良で悩まれることはありませんか?
風邪・頭痛・腹痛・眩暈・倦怠感・体の冷え・肩こりや腰痛など・・・いかがでしょうか。
「梅雨だる」の原因
*低気圧・・・この時期大気は低気圧配置になります。身体は副交感神経が優位に働くようになります。緊張をほぐして身体を休ませる神経ですので、身体がお休みモ-ドになって「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまうのです。
又、「ヒスタミン」という炎症物質(発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり、片頭痛などがひどくなる場合があります。
*気温の寒暖差・・・雨で気温がぐっと下がったと思うと翌日は真夏の様な暑さになったり、気温差の激しい時期でもあります。このような気温差は身体にとってストレス・ダメ-ジとなり、疲れやすくなってしまうのです。
*湿邪・・・「湿邪」とは、体内の余分な水分が引き金となって消化器系に影響を及ぼし、だるさ・食欲不振・消化不良・下痢や便秘を引き起こす病気の事。湿度が高く、身体の代謝も落ちがちなこの時期、かかりやすくなります。
「梅雨だる」の解消方法
梅雨こそリズム良く!自立神経のバランスを整える。
起きているときに交感神経が、休んでいるときに副交感神経が優位に働くよう、生体リズムを整える様な生活習慣を心がけましょう。
★朝起きたらカ-テンを開けて光を浴び、体内時計をリセット
★雨や曇りでもカ-テンを開け、部屋を明るくしましょう
★きちんと朝食をとって活動モ-ドに
★日中は意識して活動的に
★ウォ-キング、ジョギング、雨ならストレッチなどの軽めの運動を習慣に
★夜はぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックス
★睡眠は充分に
冷えに注意!こまめな体温調節を
気温の変化とともに、オフィスや電車などの冷房でも寒さを感じることがあると思います。薄手のカ-ディガンやスト-ルを常に携帯し、冷えを感じたらすぐに羽織る様
にしましょう。
就寝のときもタオルケットを用意しておき、寒さを感じたらすぐにかけられるようにしておきましょう。
また、暑い時、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、熱が体内にこもった状態になります。自宅でエアコンをつける時は、ドライ機能を使うと良いでしょう。
加熱を中心に!栄養バランスの良い食事
体内の湿を増やし、「湿邪」につながってしまうので冷たいものや生ものの摂り過ぎに注意し、食品が傷みやすい時期でもありますので、できるだけ火を通して温めて食べることをおすすめします。
疲れを溜めないために、魚・鶏肉・モモ肉・大豆・乳製品などから良質なたんぱくをしっかりと、活動のエネルギ-となる炭水化物や調子を整えるビタミン・ミネラルもバランス良く、充分にとるようにしましょう。
またたんぱく質の不足は免疫力の低下にもつながり、梅雨だるからの夏バテの負のスパイラルに入ってしまいますので注意が必要です。
梅雨ダルをストップ・!
「梅雨だる」から「夏バテ」に繋がってしまわないよう、6月は生活習慣で対策&解消していきましょう。