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山田純子

心を楽にするカウンセリングと漢方のプロ

山田純子(やまだじゅんこ) / 販売職

山田薬品株式会社 山田薬局

コラム

初秋の季節の養生法

2020年10月6日

テーマ:秋ばてや風邪に負けない身体づくり

コラムカテゴリ:美容・健康

秋は二十四節気で8月8日の立秋から11月8日の立冬までの3か月間を言います。
気温も下がり日差しもがだんだん短くなってきます。

陽気が減り、陰気が少しずつ増し冬を迎える準備に入ります。

秋は「燥気」乾燥・・・前半は夏の暑熱が残っていて「温燥」、晩秋になると冬の寒気が入り「涼燥」となります。

秋は肺と大腸に深く関わります。肺の働きとは全身の気の巡りを調節、呼吸や水分の代謝をコントロ-ルします。
デリケ-トで潤いを好み乾燥を嫌う特徴があります。

呼気(吐く息)により皮膚や毛髪を滋養、体表のバリア機能を保ちます。
吸気(吸う息)により新鮮な空気を入れ肺を清浄に、腎や内臓に気を送ります。
大腸の機能も正常に高め、便通をよくします。
肺と大腸は経絡では繋がっている事を知っていると、秋の早朝深呼吸をするだけでもお腹の調子もよくなりそうですね

-肺の働きを良くする食材-
《補気益肺》・・・穀類 やまいも 肉類 鯖 太刀魚 鰯 鰹 鱈 等・・・
《潤肺降気》・・・百合根 白きくらげ 松の実 白胡麻 のり 梨 びわ 
         柿 蜂蜜  卵 豚肉 鴨肉 等・・・
-秋特有の体調不良とは-
①口や鼻の乾燥 鼻血 のどの渇きや炎症 皮膚の乾燥やかゆみ 唇の乾燥 髪の乾燥 抜け毛
 便秘
②空咳 痰は少ないがのどがつかえる 喘息 胸や気管が痛む
③のどや肺の異常は、首 肩の異常として現われやすい。
 寝違え 肩こり 頭痛 これらの部位の懲りや筋肉痛
④大腸の不良 肺の不調から大腸の活動の停滞や乾燥をきたし、便秘が悪化しやすくなります。
 又肛門のうっ血による「痔」も悪化しやすい。
-秋の生活の注意点-
秋が深まり、落葉し始めると物悲しさや寂しさを感じやすくなります。気持ちが沈み過ぎない様安定した気持ちで過ごし、陽気を傷めない程度に適切な運動を心がけます。
朝晩の冷え込みや空気の乾燥が肺の負担となるので、首や身体を冷やさない事が大切。
-おすすめレシピ-     
               ***きのこごはん***
《材料》うるち米2合 干貝柱1個 干椎茸3枚 しめじ1/2パック えのき茸1/2袋
    人参50g 醤油大さじ1
《作り方 ①うるち米はといでおく。干貝柱、干椎茸はもどしておく。
     ②しめじとえのきは石づきを取り、ほぐしておく。人参、戻した椎茸は千切り。
     ③米に貝柱と椎茸の戻し汁を加え、水加減して、材料と醤油を加えて炊く。
《効能》 気を補い、血を養い、肺を潤します。

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