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薬膳は肉を食べても良い?(貧血/後半)

野中なか

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テーマ:お料理

前回は、貧血にならないためにはどうしたら良いか?で終わっていましたね…
そこからの続きです。

ズバリ!貧血にならないためには「鉄」の摂取を増やし、なるべくしっかり体内に吸収させることです.

そこで、前半の話である「肉」にたどり着きます。

動物性の肉や魚は必須ミネラル(栄養素として欠かせないことが確定しているもの)である「鉄」が多く含まれているんです。

もともと鉄分は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2つに分けられ、肉は「ヘム鉄」です。豚レバー、赤身肉など動物性の食品に多く含まれています。もともと吸収しにくい鉄の中でもヘム鉄は比較的吸収されやすいです。

もうひとつの「非ヘム鉄」は小松菜や枝豆などの植物性の食品に多く含まれていますが、比較的吸収されにくい特徴があります。ビタミンCやクエン酸と一緒に食べると吸収率が上がるアップと言われているので、ビタミンCやクエン酸が両方入っている柑橘類(レモン・オレンジなど)を一緒に摂取したいものです。


ランナーを始め、運動をしている皆さん、ぜひ鉄分の補給には気をつけてくださいね(^^)

「鉄」の摂取については改めてもう少し詳しく書いていきたいと思っています。

この間、スーパーで鉄の入ったヨーグルトや乳製品などが売られているのを見ました。
そのような商品があるのもありがたいです。

先日食べた牛肉ハンバーグです♪


牛肉の効能
 平/甘 脾胃
 補気・補血・健脾・益胃・強骨筋
 <主な機能成分>
  ヘム鉄(貧血予防、造血)
  ACE阻害ペプチド(抗高血圧)
  コラーゲン(皮膚機能維持改善、関節炎緩和)
  コリン(抗動脈硬化、脳機能維持改善)
  ビタミンQ(抗酸化)

お肉の摂取は大切ですが、
たんぱく質だけでなく脂質も多いので、
食べすぎると太ります(^^;
何事もバランスが大事ですね!

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野中なか
専門家

野中なか(料理研究家)

四国薬膳アカデミーeatlabo

薬膳に興味のある人が気軽に参加できる教室。専門的に勉強したい人、資格取得を目指す人にも対応。薬膳料理教室も不定期開催中。

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