住宅用太陽光発電の「蓄電力」を高めるには?
人気のIHクッキングヒーター
ライフラインサービスの山崎貴修です。
IHクッキングヒーターは人気があって、リフォーム、新築を期に、IHクッキングヒーターを導入するご家庭が増えています。
人気の理由は、火を使わないといったことによる安全性によるところが大きいでしょう。
また、料理が吹きこぼれてたりしても、サッと拭き取るだけですから、掃除の手間がかかりません。主婦の方にとっては、これもIHクッキングヒーターを選ぶ理由の一つだと思います。それから、IHクッキングヒーターは鍋やフライパン自体が熱くなるだけで、ガスコンロのように周囲を熱くしません。夏の暑い時期、これは助かりますよね。
「ガスにくらべて熱が弱いのでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、IHクッキングヒーターは熱効率が高いため、強火で一気に仕上げる中華料理や厚いステーキもおいしく作ることができます。
IHクッキングヒーターの仕組み
IHクッキングヒーターの仕組みをご紹介しましょう。
IHクッキングヒーターで調理する時、鍋などをのせるヒーター面の下には、渦巻状のコイルが入っています。ここに高周波の電流を流すと、コイル周辺に磁力線が発生します。この磁力線が鍋を通る際に「うず電流」となり、鍋底の電気抵抗で熱が発生します。この熱で、鍋が熱くなり、調理ができるわけです。
電気代については、標準的な四人家族で、朝・昼・夕食時にIHクッキングヒーターを使用した場合、1カ月約1,020円という調査結果があります。耐用年数については、約10年とホームページ上に記載しているメーカーが多いようです。
IHクッキングヒーターの省エネ効果
IHクッキングヒーターは、熱効率が高いため、電力の無駄が少ないことも大きな特徴です。また、ほとんどのIHクッキングヒーターにはタイマー機能があります。時間が来ると自動的に加熱をストップしてくれる機能です。この機能を使えば、電気の切り忘れや加熱しすぎを防ぐことができ、電気の無駄遣いもなくなります。IHクッキングヒーターの省エネ効果の一つです。
また、IH対応の圧力鍋を使って、火の通りを早くし、料理時間を短縮。さらに、余熱も使って電力の消費量を少なくしているご家庭も多いようです。これも効果のある省エネ法ですね。
さらに、電気消費量を表示する機能を持ったものもあります。これは節電意識を高め、省エネにつながる機能だと思います。