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山崎貴修(やまさきたかのぶ) / 住宅建築コーディネーター

(株)ライフラインサービス

コラム

住宅用太陽光発電の「蓄電力」を高めるには?

2015年12月28日

テーマ:オール電化住宅の基礎知識

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 太陽光発電 おすすめ

住宅用太陽光発電と「蓄電池」

ライフラインサービスの山崎貴修です。
みなさん「蓄電池」という言葉をご存じでしょうか。読んで字の通り、電池を蓄える機器ですが、簡単に言ってしまえば「バッテリー」ですね。仕組みも充電池や車のバッテリーと同じです。

さて、この蓄電池、住宅用太陽光発電と相性ぴったりなんです。と言うのも、住宅用太陽光発電システムは、昼の間に電力を作ります。その電力を家庭で使い、使い切れなかった余剰電力を電力会社に売ります。

また、夜は発電しませんから、電力会社から電気を買います。この住宅用太陽光発電システムと蓄電池がセットになったらどうなるでしょう?

昼の間、住宅用太陽光発電で作った電力を蓄電池に貯めておくことができます。そうすれば、夜間、電力会社から電気を買う必要がなくなります。

蓄電池のメリット

蓄電池にはさまざまなメリットがあります。一番は、やはり、停電時にも電気が使えるということですね。

また、電気代を削減できることも大きなメリットです。昼間より安い夜間の電気(昼間は24円/kWh程度、夜間電力は9円/kWh程度)を蓄電池に貯めておき、それを昼間使うわけです。

先ほどもお話しましたが、住宅用太陽光発電で余った電力は余剰電力として電力会社に売電するわけですが、その電力を売電せずに蓄電池に貯めておく。そして、太陽光発電ができない夜にその電気を使う。つまり、売電もせず、買電もできるだけ少なくした、自立した生活ができるというメリットがあります。

さらに、電力使用量のピーク時に蓄電池の電気を使うことでピークシフトに貢献することができる点もメリットです。

感激したお客さまの言葉

私たちライフラインサービスは、これまで多くのご家庭に住宅用太陽光発電システムや蓄電池を取り付けさせていただきました。

あるとき、蓄電池を取り付けさせていただいたお客さまが、こうおっしゃったことがあります。「なにか近所で停電になったときでも、自分の家に電気ついてれば、ご近所のみなさんの役に立てるかも」。

自分の家族のことだけではなく、近隣の人のことも考える。なかなかできることではありません。近隣の人のためになる、というお客さまの言葉は、太陽光発電や蓄電池が持っている省エネ効果などとは別の大きなメリットを教えてくれたような気がします。

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