ギリギリプロジェクト その1

掛水真一

掛水真一

テーマ:浄化槽設備工事

【なにがなんでも人力で!】の巻き


かなり厳しい条件の浄化槽工事を、もう3か月以上前に成約したのですが、成約したもののどうやって工事をするのか考えるのに時間がかかり、気が付けば年が明けてしまった

というのは冗談で、ちょっと工事が詰まっていたもんで、長らくお待たせしました。


きっかけは、このコラムを見たとのことでお電話があり、初めての見積の時は、
すでに他の工事店での見積もりをしていたらしく、
その内容は[レッカーで吊りくって浄化槽を入れる]だったとのこと


現地を案内してもらって考えたが、うーん。確かにそれしかないよなー

なんせ、浄化槽を設置する中庭的な場所への通路はここだけ



浄化槽の幅より狭いんだから考える余地はない。しかも7人槽

反対側は


これじゃあレッカーしかないよねーって思うけど、それってその分普通の工事より高くなるのが確定ってこと

でもこの状況じゃあしかたないので、レッカーを使う内容で見積を作ろうと、図面を描きつつもまだ色々考える・・・

水路に浮かべて運ぶとか( ̄▽ ̄;)オモシロソウヤシ
しかし3m近い塀を人力で越えるのは無理か・・・

ほぼあきらめかけて図面を描いていたけど、一つだけ気になっていたところをもう一度見に現地へ調査に行ったとき、『あれ?ひょっとしてここからなら・・・』
もしかしたら人力でいけるかもしれないわずかな可能性があることに気付いた。
いや、気付いてしまった。


もうそうなると何が何でも人力作戦でやりたくなってしまった

ギリギリ冷や冷やを味わいたい!?( ̄▽ ̄;)


とまた難しいことにのめり込んでしまい、さらにあれこれ調べて、

よし!これならいける!!

うーん。いけるだろう!

きっといけるはず・・・


で、出した見積もりがありがたいことに成約して、胃が痛い日々を過ごしてきたのです。



そして年があけ、着工前に前準備として3連休の間に浄化槽を埋める場所・・・
いや、手掘りする場所を開墾

この場所を



こうして準備




そしていよいよ着工日

道具の準備は万全です!共用のスコップだけで15本!!

全てネームもしくはオリジナルブランドロゴ入り!
金象印との(勝手に)コラボ商品 GRE PROLINE



これでも足りなければまだ車に、自分専用のスコップが5本ある


どれだけ人海戦術なんやーって思います?でも今日の作業は4人です( ̄▽ ̄;)

掘るだけではないですよ。

掘った土を一輪に載せて、障害物を越えもって約70m先のダンプに運ぶのも全て4人

もちろん超精鋭ぞろいです( ̄ー ̄)V


予定では2日目に浄化槽設置まで考えているけど・・・

ぶっとい木の根をむしり取るまっちゃん

最後のおいしいとこだけあげたら、顔を決めてくれた
(亀田興毅みたいになってますよ)


あ!!遊びゆう場合やない!(゜Д゜;)
浄化槽の搬入方法ばかり気にして、入れた後吊り込むことを考えてなかった

こないだの手掘りの浄化槽工事(設置編)と一緒(;´Д`A ```


はたして浄化槽を搬入することが出来るのか?

搬入できたとして設置することはできるのか?



さすがに心配で、この日は夕方、現場を離れて修理を2件しに行ったんやけど


考えついた方法で行けるかどうかだけ試しに材料積んで真っ暗な現場に戻ったけど



中庭の入口をガッツリ養生されちょって何もできずすごすご帰ったのだった;つД`)


『ちゃんと養生しちょいてよー』って言うて修理に行ったからね(;'∀')アリガトウ

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掛水真一
専門家

掛水真一(浄化槽設備士)

高知グリーンプロジェクト株式会社

浄化槽設置工事、下水道接続工事を専門としながら、水道工事、水まわりリフォーム全般に対応。高知の自然環境を守る企業として、一貫して作業に携わる現場重視のスタイルにこだわり、顔の見える技術提供に努めます。

掛水真一プロは高知放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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