浄化槽据付日その1
前回からの続きです。2
コンクリートを解体して配管を全て掘り出してみると、浄化槽の流入口の枡がすごい逆勾配になっており、それを直すだけで流入口が20mmも上がってしまいました。トイレの配管が基礎から出ている場所とは約3mあるにも関わらず55mmもトイレの方が低い。これではさすがにながれないでしょうね。
しかしここで困ったことが一つ。一番遠い流しの配管が地面から出てしまうことが分かったのです。コンクリートは全て割っていますが、急遽計画を変更して流しの配管も床下で持ってくることにしました。
1階のトイレは床下へは入れませんので床を解体し配管を引き替えます。
2階のトイレと他の雑排水は全て床下で切り替えます。
貫通したところで2階のトイレと雑排を接続。
ここから予定外の流しまでず~っと床下で配管を伸ばしていきました。
反対からみたところ
さらに曲がってやっとゴール
下水道への切り替えではこのような配管もよくしますが、今回のように浄化槽はそのままで、これほど配管を引き直したことは初めてでした。
工事が終わって1階のお風呂は使用禁止となりましたが、1階のトイレはきれいになって使えるし、なにより配管がもう詰まることはないと思うと本当によかったですと喜んでくれました。
と、ここで神様の存在を感じる出来事が・・・
それはトイレ床を大工さんに作ってもらっていた時です
「ガシャーン」と音がしたので玄関に行くと
誰もいなかった玄関ホールの照明のカバーが落下したのです。
トイレも配管をした場所もだいぶ離れているのに・・・
トイレの神様。もうきれいに流れるようになりましたのでもう怒らないでね(>人<)