住宅ローン、無理ない返済額目安は家計診断で決める
40代の方は独身、既婚に関わらず、仕事のキャリアを積んで働き盛りです。お金や将来、老後についての考え方が「なんとかなる」と考えている方が多く、危機感を持っている方は少数派です。
収入が多い方でも貯金がほとんどないという場合もあります。そうならないために40代で赤字に陥っている家計の共通点をご紹介します。
共働きで収入が高いのに無駄が多くて預貯金が増えない家計
年収が高い場合や共働きで世帯年収が高いのに、夫婦の財布が別々で無駄使いが多いため預貯金が増えないという方は、50代になって貯金が少ないことで不安になり家計相談に訪れるというケースがよく見受けられます。
または、急に収入が減る事態が起こった場合に借り入れ生活に陥るリスクがあります。ですから、収入が高いうちに、無駄遣いをやめることが大切です。
毎月赤字で預貯金かボーナスで補填。最悪は借り入れ金での補填
毎月赤字を出しているのに危機感が薄い場合があります。赤字分を翌月の給料や預貯金、ボーナスで補填しているので「何とかできている」と錯覚しているだけなのです。
ほんのわずかでも赤字は赤字です。このままでは預貯金が減っていき、いずれ貯金がゼロになってどうしようもなくなってしまいます。
貯金がゼロになっているにも関わらず、赤字家計のままですと借金するしかなくなってしまいます。そうならないように家計をしっかり見直すことが大事です。
家計がどんぶり勘定できちんと把握できていない
毎月いくらの収入があり、毎月いくら何に使っているのかを夫婦ともに把握していないことが赤字家計の共通点にあります。
毎月の支払いの中から、家賃や住宅ローンで見直しできるところはないか、交際費、光熱費、食費、など家計の割合は適正かどうか、コンビニ利用や嗜好品など無駄な買い物をしていないか、節約を頑張っているつもりでも、やり方を間違っていないかなど、家計診断を受けてみることで家計の実態を掴むことから始めてみてください。
また、住宅ローンの繰り上げ返済や借り換えは金額が大きい分、見直し額も大きくなります。しかし、繰り上げ返済や借り換えのメリットデメリットがありますので、プロの意見を聞いて判断しましょう。
そして、家計の見直しを実行して正常な状態へ戻し、貯蓄を増やしてご家族で笑顔のある暮らしを手に入れてください。
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