外壁屋根塗装工事の現場調査・・・失敗しないための注意点!
塗装作業だけでは、
アスベスト飛散による健康被害の心配はありません。
厚生労働省のガイドラインの
「石綿含有仕上塗材にかかる措置について」では、
アスベストを含んでいたり、吹付け塗装されている建物であっても、
穴を空けたり、表面を剥がしたりしなければ、
アスベストに配慮した特別措置は必要ないと明記されています。
また、装前に行う建物に強い水流を当てる高圧洗浄でも、
アスベストのリスクは発生しません。
こちらも、厚生労働省のガイドラインの
「石綿含有仕上塗材にかかる措置について」で、
「塗材面の洗浄のみ等、塗材を傷つけないときは監督署への届出、その他必要な措置はありません」
と明記されています。
ただし、洗浄作業で表面が傷つくおそれがあるほど劣化が進んでいるときは、これには当てはまりません。
アスベスト対策をしたうえでの外壁の撤去・張り替え工事などが必要になります。
でも、外壁材の寿命がきて交換する際や、
住まなくなって家を取り壊しする際には、
アスベストに特化した撤去作業が必要となり、
費用も通常の作業より多くかかります。