ご家庭での能力開発

2015年11月17日公開 / 2024年3月20日更新

テーマ：ちょっとした学力アップのコツ（その他の教科編）

コラムカテゴリ：スクール・習い事

こんにちは。
学習塾ペガサス横浜六角橋教室の代表／進学・学習アドバイザーの篠田です。

近隣の中学校の定期テストが今日から始まります。
特に中3生は、内申点が決定される大切な試験です。
頑張れ中学生！

さて、今日は「ご家庭での能力開発」について
お話をさせていただきます。

例えばお手伝いをお子さんに頼む時、
「ひとつのことを言いつけて、それが済んでからもうひとつのことを言う。」
とされる親御さんも多いのではないかと思います。

お子さんにとっては、一見わかりやすさから親切そうに見えます。
このやり方はお子さんの知的能力の発達のためには、
たいへん損なやり方と言わなければなりません。

というのは、一度にひとつのことしか言わなければ、
子どもは言われたとおり、
そのことだけを忠実に実行に移すしかありません。

しかし、一度にふたつ以上のことを
同時に言いつけられたらどうなるでしょうか。

慣れないうちは大変かもしれませんが、
お子さんに緊張が生まれ、言われたことをしっかり記憶しようとします。
ひょっとしたら、記憶を助けるメモのとり方を学ぶかもしれません。
これは、勉強のノート学習にも通じます。

そして、何から先に、どういう手順でやろうかと考えざるを得なくなります。
物事の優先順位や効率的な手順など、
これは勉強をはじめ、社会人になっても重宝する重要な能力です。

このように、ちょっとしたところにお子さんの能力を育む機会があります。
お母様にはぜひ、こうしたお手伝いの与え方を通して、
自然に学べるような環境を子どもに与えてみてはいかがですか。

参考にしてください！