HSCを疑う子繊細ちゃんの対応 【個別対応のスタイルをフルに生かす】
レッスン中に、
あくびが出たり、ぼんやりしたり、
急に動きが止まってしまう子がいます。
「飽きてきたのかな」
「集中力が切れたのかな」
そう見えることも、確かにあります。
でも実は、
まったく別の理由で止まっている場合があります。
それは、
脳の処理が限界に達して、止まっている状態です。
1.眠くなる=やる気がない、とは限らない
眠そうにしていると、
つい「やる気がない」「だらけている」と受け取りがちです。
けれど、子どもの脳は、
・情報をたくさん受け取る
・考えながら体を動かす
・注意を向け続ける
これを同時に行っています。
特に、
理解しようと一生懸命な子ほど、
脳の中では処理がフル回転しています。
その結果、
疲労として表に出るサインが「眠さ」になることがあるのです。
これは怠けではなく、
「これ以上は処理できません」という
とても正直な反応です。
2.脳が止まると、体も気持ちも止まります
脳の処理が限界に近づくと、
・動きが遅くなる
・返事が減る
・あくびが出る
・ぼんやりする
こうした変化が現れます。
ここで叱咤したり、
「集中して」「ちゃんとやって」と言われると、
子どもはさらに負荷をかけられることになります。
すると、
頑張ろうとしても通らない。
結果として、完全に止まってしまう。
これは、やる気の問題ではなく、
通し方の問題です。
3.必要なのは叱ることではなく、負荷を下げて通す設計
眠くなったり、止まったりしたときに必要なのは、
気合ではありません。
・情報量を減らす
・一度にやることを一つにする
・少し体を動かす
・短く区切る
こうして負荷を下げて通すことで、
脳は再び動き出します。
これは、
集中できない子への配慮であると同時に、
レッスン全体の設計の話でもあります。
「最後までやらせる」より、
「通る形で終わる」
最後に
この積み重ねが、
自分で調整できる力、
いわゆる非認知の土台を育てていきます。
最後に
眠くなる。
集中が切れる。
動きが止まる。
それは、
怠けや甘えではなく、
脳が限界を知らせているサインかもしれません。
そのサインを
叱る材料にするか、
設計を見直すヒントにするかで、
子どもの伸び方は大きく変わります。
やる気を疑う前に、
才能を疑う前に、
まず「今、通る設計か」を見る。
それができる大人がそばにいること自体が、
子どもにとっては大きな安心なのです。
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