思春期の入り始め 子育てで心がざわっとする時
小学校1年生。いよいよ漢字の学習が始まりました。
計算や漢字など、特定の分野で大人顔負けの力を発揮する
「天才くん」タイプのお子さんにとって、この時期は「才能が伸びるか、心が折れるか」の大きな分岐点になります。
激しい怒りは「頑張った証拠」だからこそ
「こんなに正しく書いたのに!もうビリビリに破って先生に投げつけてやりたい!」 そう叫んでのたうち回るわが子を前にしたとき、「そんなこと言っちゃダメでしょ」と、なんとかならないか‥と思いつつ、たしなめてしまいますよね。。
それは危険です。なぜなら、その激しい怒りは、彼がどれほど真剣に、どれほど練習を重ねてテストに臨んだかという「努力の熱量」そのものだからです。
そして、「100点じゃなきゃ0点と同じ!」と泣き叫ぶ。これ考え方の癖であり、「考え直そうよ、」と言った位でどうにかできることではないのです。
10個の漢字は正確に書けたそうです。いわゆる「とめ、ハネ、はらい」でバツになったそうです。
こんな状況の中、私はお母様に、こうお伝えしました。
「まずは、その怒りの正体である『正しく書けたというプライド』を丸ごと受け止めてあげてください。そして、『これはお母さんの中では100点。何枚か溜まったら、お母さんから先生に返しておくね』と伝えて、お子さんの納得感に寄り添ってみませんか」
漢字テストという「高すぎる山場」を理解する
もちろん、生きていく上では、いつか自分の感情と折り合いをつけ、理不尽な評価も受け流す力を学んでいく必要があります。しかし、それは今すぐ、この漢字テストという場面で、たった一人で完結させなければならないことでしょうか。
今の彼にとって、漢字テストはあまりにも多くの「山場」が重なっています。
1、正しく書くための「技術的な頑張り」
2、できているはずなのにバツがつく理不尽に耐える「心の頑張り」
3、深く傷ついても、翌週のテストを諦めずにまた練習する「継続の頑張り」
大人でも折れそうなこれほどの負荷を、カラフルな1年生の子が全て背負うのは無理があります。だからこそ、周りの大人が「環境を微調整」し、彼らの背負う荷物を少しだけ軽くしてあげることが必要なのです。
「学び」そのものを嫌いになる前に、ぜひ実行していただきたいと強く願います。
微調整の目的は、自ら折り合いをつける「いつか」のために
漢字の細かいルールに固執して苦しむのは、実は小学校の数年間だけの現象かもしれません。実際に漢字を極めた専門家(漢検1級保持者など)の間でも、「止め・はね」の正解は一つではないと言われるほど深い世界です。
今、目の前のテストで苦しんでいるのは、お子さんがそれだけ「本質的で高い能力」を持っている証拠でもあります。その才能を潰さず、どう社会と折り合いをつけていくか。一緒に調整していきましょう。
お母さんが間に入って調整することは、決して甘やかしではありません。
「今はまだ、自分の力だけでは処理しきれない感情」を、大人が一緒に整理してあげるプロセスです。
この安心感の積み重ねがあるからこそ、子供たちは少しずつ、「世の中には色々なルールがあるけれど、自分は大丈夫だ」と自分を信じ、自ら感情をコントロールする術を学んでいけるのです。
お子さんに合わせた微調整が必要と感じていただけましたか?
我が家の2人の息子は、カラフルな才能の持ち主。
今の実績は彼らの努力もあるので、オープンにしませんが
多くのお母様は驚きます。
全ては、お母さんの微調整と日頃の会話のちから!
同じ境遇で悩まれている方のお力になりたいと心から思っています。



