の不安は誰のもの?繊細な子(HSC)の自立を阻む「親子の境界線」と、お母様が楽になる「マインドハック」

三上緑

三上緑

テーマ:繊細さを“困った”から“才能”へ ― 子どもたちが輝く社会をつくるために

「テストの結果が悪くて、私の方が落ち込んでしまう」
「学校に行けないわが子を見ていると、自分の育て方が悪かったのかと責めてしまう」

小学校高学年から中高生という、多感な時期のカラフルさんを育てるお母様。 お子さんの表情ひとつで一喜一憂し、お子さんの「将来の不安」を、まるで「自分の痛み」のように感じて、夜も眠れない日々を過ごしていませんか?

実は、繊細で感性が豊かなお子さんほど、お母様の心の揺れを敏感にキャッチします。お母様が不安でいっぱいだと、お子さんは無意識にその重圧を感じ取り、さらに動けなくなってしまうという悪循環に陥ることがあります。

今の状況を打破するために必要なのは、お子さんへの新しい教育法ではなく、お母様とお子さんの間に「健康的な境界線」を引くことです。




1. 「境界線」を引くことは、突き放すことではない



「境界線」と聞くと、冷たく突き放すようなイメージを持つかもしれません。しかし、私が提案する境界線は、「お子さんの課題」と「お母様の課題」を整理し、お互いが自分らしく呼吸するためのスペースを作ることです。

例えば、「勉強をしない」「学校に行けない」という事実は、最終的には「お子さんの課題」です。 一方で、それを見て「恥ずかしい」「将来が不安でたまらない」と感じるのは「お母様の課題」です。

この二つを混同(共依存に近い状態)してしまうと、お母様は「コントロールできないもの(他人の人生)」を変えようとして、エネルギーを使い果たしてしまいます。







2. 親が「自分の人生」を歩むと、子は「自走」し始める



私が不登校だった長男や、我の強かった次男と向き合う中で気づいた最も大切なこと。それは、「お母様自身が、自分の機嫌を自分で取り、自分の人生を楽しみ始めること」が、お子さんへの最大の教育になるということです。

お母様が「わが子がどうあれ、私は大丈夫」という揺るぎない安心感(境界線)を持てたとき、お子さんは初めて「お母さんを悲しませないため」ではなく「自分のため」に動き出します。

私の息子たちが、最終的に難関大学や難関企業へと「自走」していった背景には、私が彼らの課題を奪うのをやめ、一人の人間として信頼し、境界線を引いたからこその結果だとはっきり断言できます。


3. 「プロデューサー」としての視点を持つ



お母様は、お子さんの「伴走者」であると同時に、客観的な「プロデューサー」であるべきです。 プロデューサーは、演者の不調に一緒に泣き崩れたりはしません。冷静に状況を分析し、最適なステージ(環境)を整え、本人の出番を信じて待つのです。

お母様の心が平穏でいること。それこそが、カラフルさんが最も安心して才能を伸ばせる「最強の環境調整」なのです。




【孤独を「確信」に変えるために】

「わかっているけれど、どうしても不安で境界線が引けない……」 そう思うのは当然です。それだけ、あなたがお子さんを深く愛し、これまで一人で戦ってきた証拠ですから。

その重荷、一度降ろしてみませんか? お母様の心が楽になり、お子さんが自らの足で歩み出すための「未来プランニング」を、私と一緒に進めていきましょう。

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三上緑
専門家

三上緑(音楽教育家)

一般社団法人カラフルエデュ協会

音楽教育家として「カラフルさん」を肯定。児童心理学と境界線リフレーミングを軸に母・指導者の判断力を整えます。二人の息子を私立小から大学へ導いた経験と音楽指導から子の才能を社会へ繋ぐ未来設計をサポート。

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