ピアノ教室で自信を引き出す指導法:子どもの力を最大限に発揮させる方法
私たちが悩む、ちょっと難しい子への対応。
会話術を切り口に4時間の勉強会で手渡したことを書きたいと思います。
「ただ弾ける」だけじゃない、ピアノレッスンに込めたい想い
ピアノの先生として、もちろん「弾けるように導くこと」は大切な仕事です。
でも、本当に私たちが伝えたいのは、もっとその先にあるもの。
レッスンを通して、「自信」や「安心感」「自分を好きになるきっかけ」を、そっと手渡していくこと。
ピアノは、そのための素晴らしいツールです。
だからこそ、生徒の“心の声”に耳を澄まし、ママの“見えない不安”にも寄り添える関わりが必要になります。
その具体的な方法を分かち合うのが、今回の【会話術セミナー】でした。
「自信がない子」に、何をどう伝えるか?
最近よく出会うのは、がんばり屋さんなのにすぐ疲れてしまう子、
できているのに「できてない」と思っている子、
そして、間違えたくないから挑戦しない子。
そんな子に、どう関われば「心を閉ざさずに前を向ける」のか?
セミナーでは、実際のレッスンで使える“声かけ”を、たくさんシェアしました。
すると…
「さっそく使ってみたら、生徒の表情がパッと変わりました!」
「親御さんの顔つきもやわらかくなりました!」
そんな報告が、続々と届いています。嬉しい限りです。
導く側が安心していること、それが最大の支えになる
教育って、目に見える成果がすぐ出るものではありません。
でも、だからこそ意味があるし、信じて続ける価値がある。
今回、東京・丸の内で開催したセミナーには、
関東圏だけでなく新潟・広島・ニューヨークからも先生方が集まってくださいました。
まるで同志の集いのような、あたたかい時間。
「ちゃんと伝わるかな…」
「ママたちは受け取ってくれるかな…」
そうやって悩むのは、むしろ本当に真摯な先生の証です。
だから、私はこの日、思いっきり“安心”と“エネルギー”の原動力をお渡ししました。
これからも、子どもやママの笑顔のために。
まずは、私たち指導者自身があたたかく、
幸せであることを大切にしていきましょう。



