ピアノの 練習をしない生徒の気になる 進度
先生の教室の生徒さん。学年のばらつきはありますか?
未就学の生徒さんがとっても多いのは、これからの育ちがとても楽しみな教室ですね。
毎回満足してもらえるレッスンを提供し、その様子をSNSでアップしたりホームページでお知らせしたりしていけば、きっとご近所の興味のある方へ届くのではないでしょうか?
しかし、こんなお悩みをよくいただきます。
「4年生あたりから、辞めていく子が増え、中学生、高校生の生徒はほとんどいないのです。」
これはとても残念なことですね。
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4年生ってどんな時期?
個人差はもちろんありますが、この頃になるとお友達がどんな事をしているのか、
どんな活躍をしているのかが見えてくる頃です。比べる目が育ってくるともいえます。
今まで知らなかったけど、あんな楽しそうな事があるのか‥
やってみたいな。
私ピアノやっているけど、お友達の方が上手かもしれないな‥
そして、幼い頃ママに「ピアノやってみない?」と言われ深く考えずにレッスンに来ていたかもしれません。「私がやりたいって言ったわけではなのかも‥」と考え始めるのもこの頃でしょうか。
自我が芽生えてくるのですね。
そして、学校生活では勉強がだんだん本格的になってきて、理解に時間がかかる子は宿題に時間がかかる事になります。また優秀なお子さんはもっと学習をさせたくなり、進学塾に通い出すのもこの頃からぐっと増えます。
時間とお金を費やすピアノレッスンが価値のあるものになっているか
この時に、ピアノを弾けることが楽しくて、自分の中でちょっと自慢できることになっているか。
ここがまず、とても大切なことになります。
ママの誘導に素直にハイ!と言えなくなってくる頃です。
お家での練習が自分ではできない状態では、独り立ちさせたくてもできないわけです。
弾きたいと思った時、どうやって練習を始めるのかわからなければ、手も足も出ない状態になってしまいます。
また、技量がどうであれ、お子さん自身がピアノが大切なものになっていれば、長くそのお子さんのペースで楽しんでいってくれるでしょう。
しかし、「〇〇が弾けるまで習う」と言うような目的のお子さんは、たとえ優秀でもパタリと辞めて行きます。その時、先生が「今ここで辞めるなんてもったいない!」といくらお伝えしても、目的を達成したのだから生徒さんやそのママは、そう感じていないのです。
また忘れてはいけない事が、塾や他のお稽古事が増えたとしたら、当然出費が増えるわけで、
「ピアノのレッスンをこのまま続けていてもどうなのだろう?」と感じているとしたら
辞める事リストにピアノが入ってしまうかもしれません。
レッスンで私たちが事前にできる事
特に進みがゆっくりな生徒さんにお悩みは多いと感じますが、弾けたらかっこいいと思える曲を
半年くらいかけて取り組むことをお勧めしています。
「弾けるはず無い」と諦めずに、楽譜の与え方や、進め方を工夫して一緒に読み解いていくことで
かならず楽しめるようになります。
その曲が1曲あれば、お友達の前で弾けたり、自分で楽しめたりと、ピアノを習っている価値が上がります。これは、講座生の方には必ずすぐ初めていただいています。
子どもたちの意気込みが変わってきますから、重要度を感じていただけています。
それと同時に、音楽の学びは時間をかけてじっくりと進めていてほしいと言う願いもあります。
そのために、今のこの学びが将来どのような事につながるのかを、いつも説明をしていく事が重要なのです。経験をしたことがない事ですから、
何のためにこの繰り返しの練習をやっているの?
ゆっくり弾くことがどうして必要なの?
この曲をどうしてやって方がいいの?
など、私達の中では当然な事でも、わかりやすい説明が必要なです。
レッスンを続けていく事が惰性になってくると、生徒さんの退会が増えてきます。
可能性を潰してしまうことがあっては、いけません。
その子に合わせたBestな対応を常に考え、楽しませてあげるにはどうしたら良いか。
この思考を続けていく事が、とても大切だと考えています。
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