愛着の問題は大人になってからも影響を受ける
性格は小さい頃からの思い込みで作られている
先日、
スーパーで買い物をしていると
歳の離れた兄妹がお母さんと3人で
一緒に買い物していました。
お兄ちゃんは小学5年生くらいで
妹は3,4歳くらい。
そのお兄ちゃんが妹に
「おい、早くカゴに入れろよ」
「お前はいっつも遅いからな」
「どんくさっ!」
という声が聞こえてきました。
それに対して妹は何も言わず
おぼつかない手でゆっくりカゴに商品を入れています。
それを見た瞬間私は
自分の小さい頃を思い出しました。
私の兄は私と10歳違いで
兄が中学2年の頃、私は4歳。
事あるごとに
「お前はどんくさいからな」
「そんなこともできんのか」
「頭悪いな」などなど
日常茶飯事的に
そんなことをよく言われていました。
幼い私からしたら
その頃のお兄ちゃんは大人で、
大人のお兄ちゃんが言うことは正しいから
私は本当にどんくさくて、たいして何もできない頭の悪い子。
と自分のことを私はそういう子。
と思い込んで、
それが真実だと思って生きてきました。
4歳の子からしたら
毎日のようにそんな風に言われていたら
自分のことをそういう人間と思うのは不思議ではないと思います。
この思い込みが今の私たちの性格のひとつになっています。
こういったことが今まで生きてきた中で他にもたくさんあります。
あなたが今まで生きてきた長い時間の中で
こういった何気ない会話から
自分はこういう人間なんだ。
と思い込んでいることは数知れずたくさんあるんじゃないかと思います。
もちろん
記憶もなく雰囲気や空気感で感じ取ったものもたくさんあると思います。
そんなものも含めると
めちゃくちゃ膨大な取り入れをたくさんして、
私たちは今の性格が出来上がってきています。
私のことで言えば、
兄から言われてきたことが真実だと思っているから、
つい最近まで自分はどんくさくて、何もできない人で、頭が悪いから。
と真剣に思っていました。
それは周りの人に「そんなことないって!」
といくら言われても全然入りません。
むしろ、
みんな私のことわかってないし、
調子のいいこと言っちゃってとか、
いいよそんないい風に言わなくても。
なんて意固地になってふてくされていました。
カウンセリングを受けて思い込みに気づいていく
だけど、
あんなに真実だと思っていたことが
カウンセリングを受けていくと
それがだんだん思い込みだったんだ。
ということに気がついていくんです。
いま大人になって
冷静に考えてみたらわかりますよ。
10歳も上の兄貴からしたら
4歳の私ができないことがあることは当たり前で
考えが及ばないのも当然です。
でもそれを頭が悪いと言われ
小さい頃に大人から言われたことは、
それはそれは真実だと深く思い込みます。
つまり心の奥底に深く刻み込まれるわけですね。
これって、
みなさんも経験あると思いますが、
頭ではわかっているけど、
心(気持ち)がついていってないってやつです。
心の奥底に刻み込まれていますからね。
これがまさに、
小さい頃の思い込みに引っ張っられて
頭と心が一致しないところなわけです。
なので、
カウンセリングではそこの深い思い込みを扱っていきます。
これが私がしている、内面から変わるインナーチェンジングセラピーです。
インナーチェンジングセラピーとは、
幼い頃に思い込んだ(不快な取り入れ)を
解き放って緩めていくカウンセリングです。
そうすることで、
本来持っている自然な自分が姿をあらわし
ありのままの自分でラクに過ごしていけるようになるということです。
◉インナーチェンジングセラピーとは
こちらから
私はカウンセリングのおかげで
その思い込みもだいぶ薄れ、
頭で思っていることと
心(気持ち)も一緒についてきて
心の底から納得できるようになりました。
そういう思い込みがあると
どうしてもその思い込みの方になりやすくなります。
なぜなら
そういう人間だから。と
無意識的にもそう信じているから。
そう信じているから
できてないことや頭が悪いと思ったときに
「ほらやっぱり私ってこうだよね」と確固たる真実になってどんどん刻み込まれていきます。
あまり好ましくない思い込みや
不快に感じているものがあれば
カウンセリングで緩めていくことが可能です。
そうすることで
あなたの本来の素敵な部分が
存分に発揮していけるようになります。
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あの女の子(妹)はどう感じているのかな?
と気にしながら買い物した先日の出来事でした。
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