辛さや苦しさを人と比べて、まだ大丈夫と自分の気持ちをおざなりにしていませんか?
ストレスに強くなりたいあなたへ
先日ある人から、
「ストレスに強くなるためにはどうしたらいいですか?」
と尋ねられたので、本日はストレスに関するお話をしたいと思います。
私たち人間は、
日常でたくさんの様々なストレスにさらされています。
そのストレスに少しでも強くなるためには
いったいどうしたらよいのか。
ストレスに強い人というのは、
自分の感情を感じるのが上手な人たちです
自分の感情を感じるのが上手な人というのは、
自分のどんな感情も素直に認めて受け入れ
いま感じている自分に目を向けることをしています。
この感情は見たくない、
感じたくない、
味わいたくない、
なかったことにしたい、
そもそも感情に触れたくない。
なんて思っているときって、
見ないようにしているから
良さそうに感じるかもしれませんが
正直なところ心のなかはかなりキツイ状態だと思います。
なぜなら、
自分の感情(気持ち)を見ないように
ぐーっと抑えて我慢しているから。
もちろん
そうせざるを得ないほど辛いから
防衛して見ないようにしているんですよね。
ただ、
もしそういう状態がずーっと続いたとしたら
余計に苦しくなるだろうし、
抑えているからイライラして
人に八つ当たりをしてみたり、
キレたりなんてことがどうしても起こりがちです。
それに、
感情を見ないように抑えているので、
体になんらかの症状が出ることもあります。
じんましん、
かゆみ、
痛み(頭痛、腰痛、肩こりなど)
吐き気、
微熱、
咳など
これらの身体症状は、
特に怒りの感情を抑えているときに起こりやすいと言われています。
注)身体症状にでているときは
まずは病院に行って診てもらってください。
なにも病変が見当たらなければこころの面からの
アプローチもどうぞ試してみてださい。
自分でできる効果的なストレスケアとは?
そんな時、
ちょっと試しに怒りが隠れていないか
自分の気持ちを確認してみると身体症状が和らぐかもしれません。
どんな怒りでもいいんです。
大きな怒りでなくても
日常の些細な文句レベルでOKです。
なにかしら怒り系の気持ちがあったら
その怒りを感じて
「なんだよ!」
「気に入らない!」
「むかつくわ~!」
ってな怒りを感じて声に出してみてください。
まずは怒っていることに気がついて
腹が立ってるんだなと思うだけでもいいと思います。
これが自分でできる効果的なストレスケアです
こんな風に
自分の感情に触れられる人は
ストレスに強い人になっていきます。
もちろん、
怒り以外にも悲しみや怖さなど他の気持ちががありそうだったら
そんな自分の感情をそのまま感じてみてください。
その気持ちを感じることや
感情に触れること自体したくない方は
無理してする必要はありません。
あなたができる範囲でやってみてください。
それでも難しそうなときはいつでもご連絡ください。
あなたの気持ちにそっと寄り添いながら、
あなたのペースに合わせて一緒に取り組んでいくことができます。
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