ストレスは「感情処理」で乗り超えていこう!

前田めぐみ

前田めぐみ

テーマ:新型コロナウイルス対策支援

ストレスは「感情処理」で対処していける



全国に緊急事態宣言が出され、外出自粛生活が続いていますが、
みなさんいかがお過ごしですか?


私はというと一気に普段とは違う生活になり、
なんだか落ち着かない日々を過ごしています。


会社勤めの主人は、在宅勤務になってから約一か月が経ち毎日自宅にいるし、
この4月から大学生になった娘も、2月の末からずっとお家にいます。


外出もままならない中、
明けても暮れても、四六時中こんなに家族が顔を突き合わす時間が長いと
それはそれはだんだんストレスになってくるわけです。


コロナの事態になる前は、
家の中でお互い共に過ごす時間があまりなかったので気にならなかったことが、
これだけ一緒にいる時間が長いと、気に入らない部分が多々見えてくるんですね。


そしてイラっ!と(-“-)


些細なことなんです。
キッチンがびしょびしょになっているとか、
扉が開けっ放しになっているとか、
食べたものがこぼれているとか、
ごみ箱にちゃんと入っていないとか、
テレビが一日中ついていて落ち着かないとか、
「私の話聞いて、聞いて!」と何回も言われたり等々。


こんな些細な事柄なんですが、
これが日常になってくると、これが当たり前の生活になり、
いつしか元気(気力)がなくなっている自分がいました。
そして夜中、ひとりになったときに、
ツーっと涙が頬をつたいハッと気づきました。


「あぁ、私悲しかったんだ」と。
毎日なんだかんだ家事をしたり、
カウンセリングのお仕事もして忙しくしていたから意外に気が付けていなかったんですね。


心って目に見えないので、自分のことでもわかりづらいし、
気づきにくいので知らない間にストレスを溜め込んでいることがよくあります。


そしてそれに気づかず過ごしていたら、
なんでもない時に急にイライラしたり、熱が出たり、やる気が起きなくなったりなど。
気持ちや身体になんらかの症状としてあらわれることもあります。


今回はそんな状態になる手前で気づけて良かった。


ひとしずくの涙が私に教えてくれました。
本当は悲しみでいっぱいだったことを。



「感情処理」はこんな風にします


そんなときは、
その悲しみにじっくり浸って、
じわーっとこんな風に悲しい気持ちを味わいます。


「私だって自分の時間が欲しい」
「みんなに振り回されて悲しかった」
「みんなやりたい放題で、私のことなんてちっとも考えてないんだ…」


なんていう悲しみがあがってきたので、
そのままこの悲しみにしばらく浸りました。
そしてゆっくり深呼吸しながら息を吐き出しました。


そうすると、
ちょっとスッキリして元気(心の活力)が出てくるんです。
不思議ですよね。


ただそのまま悲しい気持ちを受けとめただけなんですが、
自然にパワーが湧いてくるのです。


心のしくみってそういうものみたいです。
これは感情処理と言って、今感じている感情をそのまま感じて受けとめる。というものです。


相手にワーッと言ったりするのではなく、ただ自分で自分の気持ちを受けとめるだけです。
感じたらスッキリする方法として、私たちは普段からこの感情処理をしながら自分の気持ちを心地よい状態にしています。


明日からまた少し頑張れそうです(^^)
他の感情についても私なりにまたお伝えしていこうと思います。

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前田めぐみ
専門家

前田めぐみ(心理カウンセラー)

株式会社メンタルサポート研究所グループハートピースフル綱島

じっくり丁寧にお話を聞きます。ワーク(原体験)で内面の変化に焦点を当て、思考や行動の自然な変化を可能にします。悩みや苦しみを根本(内面)から解決して性格を変え、なりたい自分に向かって進んでいきます。

前田めぐみプロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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