裏切られた経験から、人を信頼できなくなったあなたへ
ある感情を抑圧するとキレやすくなる
たとえば子どもが、
家庭内で暴力的になってキレたり、
大人でも
些細なことで急にキレてしまうなんてことは
ありませんか?
キレやすくなるのは、
ある感情を抑圧することで
過剰な怒りと化してワーッとキレることがあります。
それは
「怖さ」
「恐れ」
の感情です。
普段から、
怖さや恐れの感情を使うことを、
反射的に抑えていることはないでしょうか?
キレやすい場合、
怖さや恐れの気持ちには、
あまり触れないようにしていることが多いようです。
その理由として、
怖さを感じたら「自分が負けた」ような気分になったり、
怖いって言ったら「弱い」とか「情けない」と思われるのが嫌で、
無意識に抑圧してしまっている。
そんな風に、
怖い気持ちには触れず使わないようにすると、
攻撃的な怒り(キレる)になりやすい。
というわけなのです。
本当は怖いのに、
その怖さを抑圧して使わなかったら、
怖いことに立ち向かうときにキレやすくなります。
怖さの代わりにキレる。
という手法を使って立ち向かうわけですね。
怖い気持ちは普段から抑えているから、
怖いときにキレていることも分からないかもしれません。
本当に怒っているからキレてるわけで、
本当にイライラするからキレているんだ。
別に「怖い」とかなんかじゃない。
と思う人も多いんじゃないかなと思います。
たとえば怖いことがあっても、
思うように怖がれないときや、
怖いことを認めたくないときなど、
やたらプリプリ怒りたくなったり、
相手のせいにして攻撃してみたりなど。
そんな経験はありませんか?
こんな例はどうでしょう。
たとえばお化け屋敷。
恐さを本気で感じてしまうとお化けに立ち向かえないから、
怖いけれど、そこで変な怒りを使うわけです。
そうすると、
「おい、出てくるなよ!」とか
「もー、なんだよ!」と、
やたら大声をあげてお化けと闘おうするやつ。
あれが変な怒りです。
いまは、お化け屋敷を例にしたので、
娯楽的なたとえになりましたが、
普段の日常でも、
怖さの抑圧からキレやすい状態になるのは
わりとよく見られます。
ちょっとご自身の行動を振り返ってみると、
そういえばあの時キレたのは…もしかしたら怖かったのかも…。
なんて気がつくことがあるかもしれませんね。
なんだかキレやすいな…
攻撃的に怒ってしまうな…
過剰な怒りになってるな…など。
そんなことに気づいたときは、
ご自身の怖い気持ちに目を向けてみると
キレるような激しい怒りが治まったという報告も多くあります。
怖い気持ちに目を向けるというのは、
ただ「怖いなぁ」と感じて、
その気持ちを受け入れる。
ということです。
でも、
普段から怖さを感じることや、
受け入れることに慣れていないと
なかなか怖い気持ちを使えないので、
うまくできないときは
いつでもご相談くださいね。
キレるのは私の性分だからしかたがない。
と諦める前にご連絡ください。
諦めなければ必ず変われます。
下記ホームページ、
もしくはメールでお問い合わせよりお待ちしています。