ゴルフ上達の大敵「リキみ」を回避する方法

小森剛

小森剛

テーマ:ゴルフ上達法

ゴルフでリキみは禁物です。
リキんでしまうと筋肉が硬直し、関節のスムーズな動きが妨げられ、クラブの自然な円運動や、安定したフェイスの向きを狂わせてしまうからです。

リキみは禁物!とは言うものの・・

リキみは禁物!と、頭では分かっている。
でも、ついついリキんでミスを連発してしまう・・
そんな悩みをお持ちの方は少なくないでしょう。

思わずリキんでしまうときのココロを覗いてみると、その殆どが「飛ばさなきゃ」という思考がアタマを過ぎっているものです。
プレー中のシーンによって様々ですが、しっかり飛ばさなきゃ良い結果が得られない!と考えてしまうケースが多いのではないでしょうか?

例えば、グリーンまでの距離が240ヤードあったとします。
ここからグリーンオンを狙うなら、余程の飛ばし屋でない限りウッドが必要になるでしょう。
しかも多くの方は、今日イチ級の当たりでも出ない限り、難しいと思います。

「グリーンまで240ヤードもある!ここはしっかり飛ばさなきゃ!」
そう考えると、やはりリキんでしまうわけです。

「段取り八分」でリキみを回避する

では、どう考えればリキみを回避できるでしょうか?
それは、残り240ヤードを二分割することです。

240ヤードを二分割すれば、ひとつは120ヤードです。
120ヤードであれば、平均的な飛距離の方ならショートアイアンで狙えます。
女性や非力な方でも、ミドルアイアンか打ちやすいユーティティで十分です。
これならリキまずに済むでしょう。

今日イチの当たりでやっと240ヤードという方にとっては、240ヤードから1発で乗せることを考えたり、少しでもグリーンに近づけようと考えるより、確実に2打で乗せることを考える方が無理がありません。

つまり、「無理のないプランでコースを攻める」ということです。
プランを立てず、行き当たりばったりで、少しでもグリーンに近づけようとする「欲求」が、リキみを生み出すわけです。

「段取り八分」という諺があるように、段取り(プラン)をしっかり立てておけば、物事は8割方完結したようなものです。
そしてそのプランは、「力相応」で無理のないものでなければなりません。

では、そのコース攻略のプランはどう立てればよいでしょうか?
少々長くなりましたので、それは次回お伝えしたいと思います。

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小森剛
専門家

小森剛(スポーツインストラクター)

有限会社ゴルフハウス湘南

一般ゴルファーへのレッスンのみならず、ゴルフ指導者への指導やゴルフスクール経営支援、セミナーでの講演やゴルフ雑誌への連載執筆など幅広く活躍。またゴルフ以外のスポーツ選手のコンディショニング指導も行う。

小森剛プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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