ゴルフでナイスショットが連発する思考法
ゴルフの上達は、スイング技術だけを向上させても実現させることはできません。
ゴルフの上達には、動きやすいカラダ、スムーズに動かせる「カラダ」が必要です。
また、己の能力を、どんな状況でも十二分に発揮させる「ココロ」が必要です。
このコラムでは、ココロ、つまり「メンタル力」を向上させるポイントをお伝えします。
ココロは人間の能力を左右する
携帯電話を思い浮かべてください。アンテナが三本立った状態ですと、通話も良好ですし、メールもちゃんと届きます。
しかし、アンテナが一本も立っていなかったり、圏外だったりしたら、通話もメールもできません。
携帯電話の機械そのもののは、全く変わっていないにもかかわらず、アンテナが立っていなければ、その性能は著しく低下し、機能しなくなってしまいます。
これは、人間にとっての「ココロ」を語る上で分かりやすい例えです。
その人が持っている能力そのものは変わっていないのに、ココロがノンフローになっていることで、その能力が発揮できなくなってしまうのです。
ゴルフも同じです。
技術的には、十分バンカーから一発で出せるのに、ココロがノンフローに陥っているが故に、バンカーから出ないという結果になってしまいます。
人間が、その能力をいかんなく発揮できるココロの状態、それが「ごきげん」です。
応用スポーツ心理学では「フロー」といいます。
いつでも「ごきげん」でいられれば良いのですが、なかなかそうはいきません。
バンカーに捕まって、心の底から、ウキウキ、ワクワク、ごきげんでいられる人は少ないでしょう。
(上級者にとってはバンカーの方が攻めやすい場合もありますが‥)
自分のココロに問いかけよう
では、どうすれば良いのでしょうか?
まず大切なことが、自分のココロの状態に「気づく」ことです。
携帯電話で通話ができないとき、圏外であることが分かっていれば、「仕方がないな」と思えるでしょうし、電波が届くところに移動するなど、適切な行動を取ろうとします。
一方、圏外であることが分かっていないと、故障かな?と思ってしまい、携帯を振ったり叩いたりと、的外れのことをしてしまうこともあるわけです。
最近は、携帯電話の電波は至るところに張り巡らされ、圏外となるケースは少なくなりましたが、ココロの状態はそうはいきません。
ナイスショットがでれば「ごきげん」になるでしょうし、ミスショットすれば「不機嫌」になるでしょう。
カッと頭に血が昇る人もいるかも知れません。どちらも人間の能力を低下させる「ノンフロー」状態です。
ココロの状態は、最近の携帯電話のようにいつも安定した状態ではなく、不安定で常に揺れ動いているものです。
だからこそ、今自分のココロがどうなっているのか?自分のココロに問いかけ、自分のココロの状態に気づくことが、ごきげんゴルフの第一歩となりますす。
まずは自分のココロにフォーカスし、自分のココロの状態に「気づく」よう、努めてみてください。
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