ゴルフプレーでもルーティン化は大事
今回は、インプットとアウトプットというお話しをします。
当たり前のことですが、インプットとは「入力」で、アウトプットとは「出力」のことです。
ゴルフプレーに関していえば、インプットは残りの距離や風の状態、ボールのライなど、プレーに必要な情報を収集することです。またゴルフスイングをする際、クラブの重さやシャフトのしなり、ヘッドの勢いなどを「感じる」こともインプットです。
一方のアウトプットは、実際に体を動かしてスイングし、クラブヘッドの運動エネルギーをボールに伝え、ボールを目的地に飛ばしていく行動です。
このインプットとアウトプット、どちらが欠けてもゴルフのプレーは成立しません。どちらも大切なのですが、私はよりインプットの方が大切だと考えています。
なぜなら、インプットがあってはじめてアウトプットが生まれるからです。
例えば、手でモノを持ちあげるとき、重いモノを持ちあげるときは強い力が必要ですし、軽いモノであればそれ相応の力で持ち上げています。つまり、持ち上げようとするモノの重さを手や腕の感覚で瞬時に感じ取り(インプット)、それに見合った筋力を出力(アウトプット)して持ち上げているのです。
人間は、それを無意識レベルで本能的に行っています。そして、それを行うだけの能力を、皆が持ち合せているのです。
ゴルフの話に戻しましょう。ゴルフの上達を図ろうと皆さん頑張っていらっしゃいますが、体をどう動かすか、どうスイングするかといった「アウトプット」ばかりに目が向いている人が多いのではないでしょうか。
体の動きやスイング、つまり「アウトプット」は大事です。しかし、ベストスイングを実現するには、クラブの動きや体の動きを感じ取る「インプット」がとても大切であることに気づいて欲しいのです。
感覚を研ぎ澄まし、クラブの動きを感じ取ることがでれば、ゴルフスイングはとても易しくなります。
しっかりインプットすれば、ベストスイングは勝手にアウトプットされるといっても過言ではありません。そのような能力を皆潜在的に皆が持ち合わせているのです。
「考えるより感じること」
これがベストスイング実現に必要不可欠です。
感覚を研ぎ澄まし、ゴルフを易しく上達しましょう。
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