こどもに戻ればゴルフはグンと上手くなる
多くの人が、「ゴルフは難しい」「正しいスイングの習得には時間がかかるもの」と考えています。はたして本当にそうでしょうか?
考えてみてください。ゴルフスイングという動作は、「長いモノを振る」、あるいは「道具でモノを叩く」、といった極めてシンプルな動作です。
勿論、いくらシンプルな動作とはいえ、人それぞれ柔軟性や筋力など、個人差がありますから、皆同じスイングになることはあり得ません。しかし、皆それぞれの身体能力でできる範囲の中で、ベストスイングは誰でもできるのです。
その証拠は、パワーバランスを振る動作や素振りを見れば分かります。パワーバランスを振るときや、クラブで素振りをしているときは、殆どの人は皆それぞれのベストスイングをされています。
多くの人は、「素振りだとシングルなんだけど‥」と思われているのではないでしょうか?
では、どうしてボールを打つ時はそのようにできないのでしょうか?どうしてボールを打つときに理想的なスイングができるようになるまで、永い時間がかかるのでしょうか?
それは、ベストスイングを妨げる「阻害要素」があるからです。では、その阻害要素とはいったい何でしょうか?
人によって様々ではありますが、概ね次の5つが阻害要素として考えられます。
・身体バランスの崩れ
・柔軟性の欠如、関節の可動域不足
・勘違い、誤った情報
・思考と感覚とのズレ
・誤った「脳力」の使い方
5つめは「能力」ではなく「脳力」です。(誤字ではありません) つまり「脳」の使い方です。これについては奥がとても深いので別の機会にお話ししますが、この5つの阻害要素は、「体」か「脳」に起因していることにお気付きでしょう。
そうです!多くの人は、スイング技術が習得できていないのではなく、フィジカル的な問題や、メンタルや脳の使い方(考え方)が間違っているのです。
ですから、当社のスクールでは、阻害要素のひとつであるフィジカル面を解決するために、身体バランスを整えるゴルフフィットネスを取り入れて、皆様に実践いただいているわけです。
「上達の階段を一段一段上っていき、努力と根性で上を目指す」という発想はもう古いです。
これからの発想はこうです。
「もうすでに上にいる。が、霧が立ち込めていてそのことが分からない。だから霧を取り除こう。そうすれば素晴らしい世界が見えてくる。もうすでにそこにいるのだから!」
そのように考えれば、ゴルフがもっとやさしく、そして楽しくなるはずです。いかがでしょうか?
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