「引きこもり」というコミュニケーション 1
家族というグループは
家族メンバー個々の特徴で説明できるものではなくて「家族」というシステムが備えている独特な構造や機能が、→ある個人に影響する。という考え方を家族療法と呼びます。
例えば、夫婦のすれ違い、お子さんの不登校、引きこもり、アルコール問題などを「個人の問題」にして家族の中の諸悪の根源としてしまうことで、家族をとりまく歪みを見ないようにしているのではないか?と仮説を持つことができます。
個人の問題を解決しようと努めても
だから、「あなたが変われれば変わる」と個人の問題を解決しようと努めても、また同じような問題が繰り返し発生することがあります。
つまり、家族の中の「個人の問題」(症状行動)には何らかの意味があり、その意味を理解しないでただ解消したらいいという問題ではないのと捉えてみるのです。
11/3(日)家族ミーテイング@鎌倉 和室 10時〜11時30分
(昭和の)日本には、家族内の問題は家族で納める、他人、他者には家族のことで迷惑をかけてはいけないという習慣がありました。でもそんなのは過去の遺物でしょう。家族を取り巻く仕事や生活の状況が大きく変化しているのだから。個人情報に配慮されて発表されている実際の家族療法の「事例」について検討したり対話してみます。お聴きになるだけでもご自身の状況を重ねて、問題解決のヒントになるでしょう。
どなたでも! https://www.reservestock.jp/page/event_series/52881/
11/3(日)(AC)のためのやさしい認知行動療法(弁証法的行動療法)対人関係スキルトレーニング教室 13時30分〜16時30分
子ども時代に、学習した「自分を守るために設定した力」、例えば、「良い子でいなくてはいけない」は、大人なった今、親密な関係性を育もうとするときに、つっかえになることがあります。うまく頼れない、甘えられない、本当の自分を出せないなど。自分のパターンに気づきを向けて、アップデートすることを試みます。
どなたでもご参加いただけます。https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/26999/
カウンセリング、SVのご予約はこちらから願い致します。
⇒ https://resast.jp/page/reserve_form/6429/