在庫棚は現場の“声なき声”——後継者にしか聴こえないサインがある (継ぐ人のための 、数字と向き合う経営ノート:第4回)
次の一手を決める前に、
あらかじめ考えておくことで、判断が楽になることがあります。
この連載では、判断を急がずにすむ「経営の勘どころ」をお伝えしていきます。
経営をしていると、
「そろそろ決めなければならない」
と感じる場面が、定期的にやってくる。
続けるか、変えるか。
攻めるか、守るか。
先に進むか、立ち止まるか。
選択肢が並ぶほど、
判断は重くなる。
このとき、
判断が重くなる理由は、
選択肢が多いからではない。
多くの場合、
「決めること」そのものが、
頭の中で大きくなりすぎている。
決めた瞬間に、
何かを失う気がしたり、
取り返しがつかなくなる気がしたりする。
でも実際には、
多くの判断は、
一度決めたら終わり、ではない。
あとから調整できるものも多いし、
状況が変われば、
考え直せるものもある。
それでも、
「今ここで正解を出さなければ」
と思い込むと、
判断は一気に重くなる。
そんなときは、
決めること自体を、
少し先に置いてみる。
今日は決めない。
いまは決めなくていい。
そうやって、
判断を一段下ろすだけで、
見え方が変わることがある。
判断は、
急がないほうがいい場面も、
確かに存在する。
※このコラムは、毎週火曜日に掲載しています。
判断を急がず、考えるための視点を整理する連載です。



