不安と数字と資金繰りが、同時に重く感じられるとき【連載】次の一手を決める前に、読んでおきたい 経営の勘どころ (第二回)

平岡誠司

平岡誠司

テーマ:経営のモヤモヤをワクワクに(しごと編)

次の一手を決める前に、
あらかじめ考えておくことで、判断が楽になることがあります。

この連載では、判断を急がずにすむ「経営の勘どころ」をお伝えしていきます。


不安を感じているとき、
頭の中では、いくつかのことが同時に起きている。

数字のこと。
お金のこと。
これから先の判断のこと。

どれか一つが問題というより、
それぞれが重なり合って、
一つの大きな塊のように感じられる。

数字を見れば、
資金繰りのことが気になり、
資金繰りを考えると、
この先どうするか、という判断が頭に浮かぶ。

そして最後に残るのは、
「ちゃんと分かっていない気がする」
という感覚だけだったりする。

この状態で、
問題が一つなのか、複数なのかを
切り分けるのは難しい。

でも、振り返ってみると、
この感覚は珍しいものではなかった。

数字が分からないから不安になる、
というより、
不安な状態で数字を見るから、
すべてが重く感じられる。

本来は別々に考えられるはずのことが、
頭の中で一緒になってしまう。

そうなると、
何かを決めようとするほど、
動けなくなるのも自然なことだ。

この段階で、
無理に整理しなくてもいい。
無理に分かろうとしなくてもいい。

ただ、
いま頭の中で
いくつものことが同時に起きている、
という事実を、
そのまま眺めてみる。

それだけで、
重なっていたものが、
少しずつ別の形に見えてくることがある。

判断は、
それからでも遅くはない。


※このコラムは、毎週火曜日に掲載しています。
判断を急がず、考えるための視点を整理する連載です。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

平岡誠司プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

平岡誠司
専門家

平岡誠司(小規模事業者向け経営支援家)

株式会社平岡商店

経営者の実践経験を活かし、経理の見える化・日繰り・在庫管理を軸に、家族経営の経営管理の仕組みづくりを実行支援します。現場の気づきを経営判断につなげ、“らしさ”をいかした経営を一緒に育てていきます。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

小規模事業者の“頼れる世話役”的経営コンサルタント

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ神奈川
  3. 神奈川のビジネス
  4. 神奈川の経営改善・資金繰り
  5. 平岡誠司
  6. コラム一覧
  7. 不安と数字と資金繰りが、同時に重く感じられるとき【連載】次の一手を決める前に、読んでおきたい 経営の勘どころ (第二回)

平岡誠司プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼