許可事例:認定証明書交付申請【家族滞在】
依頼人:中国国籍【留学】
申請種別:【在留資格更新許可申請】
在留資格:【留学】
「留学」の在留資格で日本語学校に通う中国国籍の依頼人が、出席が極端に低かったことを理由に日本語学校に在留資格の更新手続きをしてもらえず、依頼人自身で申請することになってしまい、当事務所にご相談に来られた事案。
今回の依頼人の方は、ある時期を境に授業への出席率が著しく低下してしまったために、通常であれば「留学」の在留資格が更新できないと思われる状況でした。そのため、在籍する日本語学校では在留資格更新許可申請を引き受けてもらえず、当事務所にご相談に来られました。一般的に、日本語学校の留学生の場合ですと出席率が80%を下回ると在留資格の更新は難しくなります。依頼人から学校に行くことができなかった理由を聞くと、体調面の問題が原因であることがわかりました。依頼人は、体調を回復させ、日本語学校を卒業後は日本の大学に進学したいと考えていることをお聞きし、当事務所で在留資格更新許可申請のご依頼をお受けました。
申請では、依頼人の体調不良とその原因、現在は通院治療と薬の服用により症状が改善されてきていることや、既に複数の大学に受験の願書を提出していることを「理由書」の中で丁寧に説明し、依頼人が日本で勉強したいという強い意志があることを審査官の方にお伝えすることを心がけました。
その結果、無事に在留資格更新が許可されました。