まん延防止措置下におけるイベントの取り扱いはどうなったのでしょう?
昨日はやっつけ更新すみませんでした。(一昨日もそう言ってたような…)
さて、「マスクの形状毎の飛沫防止効果を検証する」のその2です。
代表的な「マスク系感染防止アイテム」の5つ…
①不織布マスク
②ポリウレタンマスク
③布(手作り)マスク
④フェイスシールド
⑤マウスシールド
を、世界一の性能を誇るスーパーコンピューター「富岳」が飛沫の動きを見えるようにした研究結果が公表されています。
様々な素材の感染予防具(マスクに関しては、厚生労働省が示す正しい着用方法に基づく)を着用した人類モデルにミスト生成装置を接続し、飛沫の飛散状況をレーザー光線を用いて可視化、カウントしたそうです。吸い込み時については、実際に人がマスクを着用して測定したとのことです。
また、尚、国立大学法人豊橋技術科学大学 Press Releaseにも同じテーマによる研究結果が発表されています。
(参照、出典)
・室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策(課題代表者;理化学研究所/神戸大学 坪倉 誠氏
https://www.r-ccs.riken.jp/jp/fugaku/corona/projects/tsubokura.html
・コロナウイルス飛沫感染に関する研究~マスクの効果と歌唱時のリスク検討~
【国立大学法人豊橋技術科学大学 機械工学系 飯田 明由 教授】
https://www.tut.ac.jp/docs/201015kisyakaiken.pdf
では、この「富岳」の検証結果に基づき、この5つの感染防止アイテムを「感染防止効果順」
にランキングにしてみようと思います。
防止効果としては、「吐き出し」と「吸い込み」の二つと、
あと、通常の大きさの飛沫…50~100ミクロンよりも大きな飛まつと、それより小さな。小さな飛まつ…いわゆる「エアロゾル」のそれぞれにどう効果があるかもデータが出ています。
では!
栄えある第5位!(栄えあるかな?)
「マウスシールド」!
(撮影場所:英国風アイリッシュパブビッグベンさん。さりげない宣伝。)
吐き出し防止効果10%!
吸い込み防止効果…ほぼゼロ!
エアロゾル防止効果…ほぼゼロ!
やはり、形状を見たら「それもそうかな~」とは思いますが、空いている部分が多いマウスシールドは防止効果が低い。
まあ、このアイテムの存在意義としては、
世の中にはマスクをつけるのがどうしても不都合のある方…例えば、呼吸器に疾患がある方などの補助的なものとでしょうか。
昨日ドラッグストアに並んでいたマウスシールドにもそのような注意書きがされていましたね。
ですから、マウスシールド(フェイスシールド)を使う場合は、空気中に小さな粒子が漂う状態になるので換気をする、あるいは屋外など換気ができる場所で使用する必要があるわけですね…
ただ、「マスク禍時代の由々しき傾向」として、すぐに「バッシング」に走るきらいがありますので、「マウスシールド警察」にならないようにしたいですね。
それこそ、呼吸器系疾患の関係で、やむなくマウスシールドをしている方もいらっしゃるでしょうし。
さて、ビッグベンさんは「感染防止策」の一環として、お昼を「テイクアウト専門店」オープン、明日1月12日(火)から開始ですね。
マウスシールドじゃなく「マスク」形状のものをして行かなくては…
以上でした。
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