「リタイア後に違いが生まれるライフプラン」で幸せ設計を後押し（3/3）

ファイナンシャルプランナーをもっと身近な存在にするために

　鈴木さんは、たくさんの人にファイナンシャルプランナーの存在をもっと知ってもらいたいと願っています。それは自分や家族のお金のことをプロと一緒に考えることでこれからの人生に正面から向き合うチャンスを得られることなのだそう。そこから結果として不安よりも幸福感を感じることができる日常を送ることができるといいます。
そのため、さまざまなセミナーや講演を通じてファイナンシャルプランナーの周知やお金に関する知識を広める活動をしています。女性のためのマネーセミナーをはじめ資産運用や不動産の相談までその幅は非常に広く、中には個別相談を申し込む人もいるといいます。しばしばセミナーを行うという事務所は、キッズスペースを設けたりおしゃれなカフェのような造りにするなど、家族全員で気軽に立ち寄れる工夫がこらされています。
「例えば就職や結婚のような人生の節目でライフプランを作る習慣を持つようになれば、将来の幸せに繋げられることをもっと知ってほしいと思っています。」入口は同じような人生でもその先は大きく違ってくるというお話は、自分の人生にも重なるものを感じました。
手書きでペンを握り熱く語る目には、ライフプランへの熱意と温かい人柄があふれているように感じました。

（取材年月：平成29年2月）

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