看護管理者に求められるコンピテンシーとは

山本武史

山本武史

テーマ:リーダー・管理職向け

あなたはどう思いますか?

『看護管理者に求められるコンピテンシー』



コンピテンシーとは、

==============
特定の職業や役割で成功するために
必要な知識、スキル、能力、態度の総称
==============

と言われています。



僕が考えられる限り挙げると…


リーダーシップ、組織マネジメント、コミュニケーション、
人材管理、人材育成、問題解決、プロフェッショナリズム、
セルフマネジメント、研究活動、法規制の理解、
ストレスマネジメント、モチベーション管理、
品質管理、財務管理、チームビルディング、紛争解決、
コンフリクトマネジメント、時間管理、デリゲーション、
イノベーション、リソース管理、戦略的計画、危機管理、
パフォーマンス評価、フィードバック、プロジェクト管理、
情報管理、データ分析、人材ネットワーキング、
エンゲージメント、マーケティング、患者教育、家族支援、
質のモニタリング、ナレッジマネジメント、テクノロジー適応、
他職種連携、エンパワーメント、メンタリング、
リスクアセスメント、グローバルヘルス、  …などなど

書くのもしんどく感じるほどです^^;
(読む方も大変ですよね…笑)



と、まぁたくさんあるわけです。
そして、どれも大切です。


しかし、
『今最も求められるものは?』
と問われたら、何だと答えますか?



僕は
『エンロールメントスキル』
だと考えます。
(実は上記には含めていません)



エンロールメントスキルとは
「他者を巻き込む能力」のことです。



リーダーシップを発揮するにも
マネジメントをしっかり行うにも
働き方改革を推進していくにも

この
『エンロールメントスキル』
は、必須です。



では、どうすれば
エンロールメントスキルが上がるかというと
『伝える力』を高める必要があります。



さらに、そのための
『伝える順序』についてお伝えします。


これで、あなたの
巻き込み力は数倍になるでしょう。



その伝える順序は下記のとおりです。

1)Why(なぜ)
2)How(どのように)
3)What(何を)


普通は「何を」「どのように」しか伝えません。


例えば、
「掃除をしてください(何を)
 備品だけでなく、書類も。
 当番制で全員でやるように(どのように)」
といった具合です。


しかし、これだと
どうもやらされ感が強くなり、
反発したくなりませんか?



順序を変えるとこうなります↓

「私たちの職場をきれいに整え
 気持ちよく仕事をしたいと思いませんか?(なぜ)
 みんなで分担して(どのように)
 備品と書類を片付けましょう(何を)」

どうでしょうか?
理由が加わるだけで心が少し動きませんか?


人を動かすには
『理由』がとても大切です。


何かを依頼するとき、
仕事の指示を出す時には
かならず『理由』をセットで話しましょう!

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これまで10,000人のビジネスパーソンに研修、コーチングを提供してきた中で気づいた、成果を最大化する時間管理法と、しなやかなメンタルを作る秘訣をわかりやすくお伝えします。

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